紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

14歳ガール

2008-06-15 23:07:50 | ファミリー
 今日はKちゃんの14歳の誕生日だった。午前中は部活の合間に英検を受け、午後は塾の定期テストというハードスケジュールをこなしていた。本人も自分の誕生日を忘れるくらいだったらしい。

 私の今週の予定がよくわからなかったため、先週のうちに行った「お誕生日恒例にぎり寿司大会」は盛況の内に?終了。翌朝もネタもシャリも余っていたので、2回に渡る「にぎり寿司大会」だった。朝からお寿司という贅沢は、「家のお寿司屋さん」ならではのこと。

 今日は普通に天ぷらやフライや唐揚げにサラダ、そしてケーキバイキング(ただし一箱分のみ)。

 それなりに頑張ってお祝いしていることを、ひしひしと感じているだろうKちゃんは、ちょっと恐縮し、ちょっと照れて、いつになく小声で「どうも~」とか言ってくれる。

 もうずいぶん前から「ギターってええな、ギターってなんかカッコええな」と呟いているので、ギターをプレゼントする。もっともそれは私が30年前、ローカルな深夜放送の替え歌コーナーで採用された詞の賞品としていただいた年代もの。パーソナリティのサイン入りなので、しっかり婚家にも持って来ていたのだ。(ごく簡単な入門書を買って来て、少しだけ練習したっけ) それの弦を張り替えて「どうぞ」と代替わりさせた。

 あの忙しい彼女にギターを弾く時間はないと思われるけれど、ギターを欲しがるなんて、青春だなあ、と感慨深い。だって自分の青春は、ついこのあいだの事みたいに思えるのに、自分の子どもが現在進行形で青春してるんだもんな。

 しかも私はひとつのことしかできないから、と思い込んで幅の狭い活動しかしなかったのに、彼女はほぼ目の前にやってくるすべての事柄にチャレンジしている。これは手を広げ過ぎでは?と、はらはらして見ているが、それぞれの水準をタイムリミット直前、もしくは本番にはクリアして結果を出しているので、「できるんや・・・」と驚いてしまう。

 もしかしたら、いつの間にか時間を見つけて簡単な曲なんかは、独学で弾けるようになるかもしれない。

 その一方、素っ頓狂なところも。
 「蛇がとぐろを巻く」というのを「蛇がドクロを巻く」だと、ついこの間まで思い込んでいたらしい。なんだかヘンだなと思いつつも「日本語って面白いなー」と信じ込んでいたという、可愛らしいところもあるKちゃん。
 14歳、おめでとう。きみの青春に幸多かれclover