bar andrews

~カウンター越しより~

秩父ウイスキー祭2023

2023年02月20日 19時00分37秒 | 蒸留所巡り





秩父駅からトボトボと 

まずは秩父神社へ参拝










御守りと御札をいただき

イベントブースに入る






めちゃめちゃ人が多い

ウイスキー愛好家が集結w

ウイスキー文化研究所ブースには

土屋守さんの姿も






各ブースは無料試飲と有料試飲がありました

ほぼ全ブースを回りました

寝無し試飲は特に効く

結構、まわってきたので









軽く昼ご飯

それから、今回一番の目玉

秩父ウイスキー祭ボトル ガチャ






当たれと念じながら回すも

爆死w

後日、敗者復活二次抽選に期待することになりました

前回 お邪魔した酒屋さんに顔出して

ふらふらと街ブラ




一度は行きたいと思ってたイベント

天気も良く、少し暑かったくらい

帰りの電車の中でも

顔を真っ赤にした愛好家たちが

満足そうな会話が聞こえ

秩父は愛されてる街なんだと感じました

機会があればまた遊びに行きます

ウイスキー祭主催者さん、実行委員の方々、関係者さま

ご準備などとても大変だったでしょうが

町全体で盛り上げているお祭りに

おかげで充実した楽しい時間を過ごすことができました

ありがとうございました


 


山鹿蒸留所 #1

2022年04月04日 13時32分43秒 | 蒸留所巡り

 

熊本にもウイスキー蒸留所が出来ました
熊本市内から1時間以内
車で行ける距離
これでいつでも学びに行きやすくなった

山鹿蒸留所
MCAホールディングス
操業開始2021年8月

ポットスチル
バルジ型4.6m
ラック式
200Lの樽3300本貯蔵可能
2025年商品リリース予定


本当に車であっという間なんですよ
30分乗ったかな
その程度
もう着いた
という感じで
建物の外観を撮影
すっきりしてスタイリッシュな感じです




 



まだオープニング前ですが
見学させてもらいました
オープニングは
2022.4.16とのこと

蒸留所内の製造工程の説明が始まります
一応、勝手なことをアップすると
蒸留所側に御迷惑がかかるので
画像メインです



 























ラック式6段
バーボン樽



シェリー樽
これから増えていくでしょう




パンフレットをたくさん持ち帰って来ました
熊本初のウイスキー蒸留所「山鹿蒸留所」
今後が楽しみですね
早く飲みたいw

bar andrewsちゃんねる
山鹿蒸留所
ちょっと~~ 再生回数上げてよーw


ウイスキー製造工程の不明点と疑問点

2022年02月15日 18時01分00秒 | 蒸留所巡り

今週末に秩父ウイスキー祭が開催されることもあり
未だウイスキーのことをさっぱり理解、把握できてない所
恥ずかしながら、まとめてみました

これまで蒸留所見学したり
いろいろなウイスキーを取り扱って来ましたが
まだまだウイスキーのことが解っていないことが多い
大麦麦芽の品種でどれくらい風味が変わるのか?
その品種でアルコール採取量がどれくらい違うのか?

仕込み水の適正硬度とか
イースト菌の種類や使い分け
糖化槽、発酵槽の材質による影響

ポットスチルのサイズ、形状
加熱方法、材質
そのラインアームの角度差
ハートの採取割合
冷却方法
例えば、重たいどっしりした酒質を採取したいのなら
ポットスチルの容量は小さく、ネックは短く
ラインアームは下向き、加熱は直火焚き
冷却はワームタブ

樽材質
バーボン樽(バレル)
バーボン樽材質のホグスヘッド
シェリー樽材質のホグスヘッド
シェリー樽(バット)
ミズナラ樽

バーボン樽材質のアメリカンホワイトオークを
シェリー酒シーズニングしたシェリー樽と
スパニッシュオークを
シェリー酒シーズニングしたシェリー樽の違い
またオロロンやペドロヒメネスなどのシーズニングで熟成した違い

シェリーシーズニングとは
現在はどのような「いわゆるシェリー」なのか?
ウイスキーの香りや味に影響を与える樽熟成期間が
6割とか7割とか言われていますが
ならば、他の工程での割合は
どれくらいなのか?

蒸留所側は設備、製造工程から
どれほどイメージしたウイスキーを製造できるものなのか?

ノンチル&ノンカラーのシングルカスクストレングス以外の
俗に言う「一般のウイスキー」は複数樽ヴァッティングしボトリングされる
その工程や同じ味に整える難しさ
またカラーリングにおける影響は?

単一蒸留所で製造されるシングルモルトウイスキーでさえ
解らないことばかり
この辺のことを見学の際に尋ねてみたいです

分かりやすく例えるなら
カレーを作るとする
肉の種類、カレー粉、野菜
火加減、米種類、炊き方etc.

要するこんなことを聞いてみたいんです
知ったからといって何になる?
って言われたらそれまでなんですけど
まだ解らない事ばかりなんです


秩父蒸留所(第2蒸留所) ベンチャーウイスキー

2021年10月22日 00時27分11秒 | 蒸留所巡り

第1蒸留所の見学が終わり
車で第2蒸留所へ移動
安定供給のため第1蒸留所より5倍の生産量を誇る第2蒸留所
敷地面積も広いし、発酵槽もポットスチルも大きい
熟成庫も増設(ダンネージ式、ラック式)
樽工場もある





大麦麦芽の袋もデカいw
これも5倍w??









マッシュタン(糖化槽)もデカいw





沈殿具合も確認できます





発酵槽
こちらはフレンチオーク材
高さ6、7mほどありそう


  






ポットスチルの形状、ラインアームの角度も第1蒸留所と一緒
サイズはデカいw
こちらはガス直火





樽工場へ














北海道産ミズナラ
樽材加工が難しいとのこと














第2蒸留所での見学を終え
再び、第1蒸留所へ





貴重なモルトをテイスティング


 


 


(左)第1蒸留所と(右)第2蒸留所
違いが分かります











コロナ禍でなかなか日程が決まらず
やっと足を運べた秩父蒸留所
担当の方が非常に親切丁寧に説明してくださって
おかげでとても充実した見学ができました
ふと会話の中で「ベンチャーなので・・・」という言葉が
強く残りました
ウイスキー造りの「冒険」にチャレンジされてる姿勢に
とても心打たれました
またお邪魔する機会がございましたら
よろしくお願いいたします
ありがとうございました




秩父蒸留所(第1蒸留所) ベンチャーウイスキー

2021年10月21日 22時15分47秒 | 蒸留所巡り

今回は10年間待った樽の払い出しを兼ねて
蒸留所見学
ここに来るのは3度目(7年ぶり)


敷地内入口


 


真っすぐ入ると





左手に事務所(受付・売店・試飲)
その中の様子











ぐるっと ひと回り中
ウイスキーコンペティションの受賞の数々








入手困難なイチローズ・シングルモルト
全種類コンプリートしてる方っているんでしょうね











担当の方とご挨拶し
製造工程の施設内に
発酵槽、蒸留、熟成庫のいろいろな香りを感じることができます














ミズナラ材








スチームコイルによる間接加熱





当然、前回より熟成樽の数が増えている
それどころか第2蒸留所施設により多くの熟成場所を確保





これが私の樽「1046」
払い出しの作業
コルク栓を叩いて開ける
木槌でコンコンコンと
角度を変えながら繰り返す
徐々に緩んで来て
ドバッーーーーー!!
ジャバジャバジャバーー!!ですよw
流れ落ち出る液体に歓喜する私





樽から払い出しされた時に
一緒に出てくるバーボン樽の炭化した木片
白い布はろ過
この時の作業は動画撮影していますので
上手く編集でき機会があったら
youtubeにアップするかも・・・しないかも

今回の第1蒸留所 見学と樽の払い出し作業が終了
あれこれ質問したり
製造工程の話もまた耳にできました
あらためて五感で感じるって大切ですね
そう思いました



嘉之助蒸留所(小正醸造株式会社)

2018年07月17日 17時25分55秒 | 蒸留所巡り




小正醸造所(こまさ)が2018年にウイスキー造りを始めたということで
鹿児島県日置市まで行ってきました

小正醸造所が所有する嘉之助蒸留所
小正醸造 1883年創業
焼酎メーカーとしてスタート
1957年2代目 小正嘉之助氏が手掛けた
長期貯蔵米焼酎「メローコヅル」
樽熟成焼酎の経験がウイスキー造りの挑戦へ引き継がれ
2代目の「嘉之助」の名前より蒸留所名へ

中に入っていきますと





まだ新しいできたばっかの建物
とても蒸留所と思えないスタイリッシュなデザイン

エントランスに入り(写真撮り忘れてしまいました)
ご挨拶を済ませて、見学スタート

小正醸造所の歴史




そして製造工程のお話を伺います
シングルモルトウイスキーの製造工程は
一般的に麦芽の製麦
モルトウイスキーには二条大麦が使われ
酵母は糖分をアルコールに変えるわけですが
大麦のでんぷんをそのまま変化することはできないため
まず、麦芽を糖化することが必要
十分な酵素を大麦自体に作らせるために発芽した大麦
大麦麦芽を作る
(この製麦は国内蒸留所では、その蒸留所で製麦を行うところは少なく
スコットランドの製麦所でオーダーしたものを扱うケースが多い)
仕込み水
異味、異臭がなく飲んでもおいしい水であるとともに
発酵の工程で酵母の育ちに適したミネラル分が良い水が大切とされる

ここの嘉之助蒸留所の立地は海岸沿い
そのため水源は別のところから確保しているとのこと

糖化槽
麦汁を作ります




製麦で作った麦芽を粉砕(ハスク2、グリッツ6、フラワー2)
温水と混ぜて、麦芽の酵母が働き、でんぷんを糖に変化
これをろ過して麦汁をつくる

発酵層
麦汁に酵母を加え、モロミをつくる
アルコールは約7~8%
木材の発酵槽を使用する蒸留所を見かけるが
嘉之助蒸留所では発酵槽の中の乳酸菌を安定した状態にしたいのでステンレス製
ちなみに、1F~2Fの断面写真








蒸留
モロミを銅製のポットスチル(単式蒸留器)にいれて蒸留
手前 左の大きい蒸留器が初留器
真ん中の再留器はラインアームは80度下方
右奥の再留器のラインアームは100度上方
ラインアームが下向きだとどっしりしたボディの蒸留液
上向きだと蒸気が還流するのでクリアなタイプの蒸留液を採取することができるようです

嘉之助蒸留所は初1、再2 計3基
ということはノンピート、ピーテッドと麦芽を使い分けたモロミを蒸留するとなると
最低でも4タイプの蒸留液(ニューポット)を作り分けることができる




熟成

蒸留してできたニューポットを樽の中に熟成させる
その際に加水して樽詰めされるわけですが
一般的に63~65度のアルコール度数で樽詰めするケースが多いですが
嘉之助蒸留所では「60度」で樽詰め・・・現在のところ








眠りについている状態です
5年、10年、はたまた15年以上の時間を経て
ボトリングされ、皆さんの前に登場する
気に長い話ですが、ウイスキーの魅力と言いますか
ロマンと言いますか・・・
これだけの長い年月、手間暇がかかって製品化されるウイスキー
もっとよく知り、大切に感謝して味わいたいものです

ひとしきり見学を終え
待ってました
テイスティングーーー!!

つーか・・・
テイスティングルームに案内されて入りますと
なんですか!!
このbarは!!
このオーシャンビュー!!




逆光のため上手く映せなかったですが
長~い10mほどのカウンター席に、目の前に海海海w
こんな店出したいw
投げ釣りしたいw

テイスティング
左 再留1 ラインアーム80度下方 59度
中 再留2 ラインアーム100度上方 59度
右 樽詰2018年2月2日(焼酎カスク)~2018年4月11日 2か月熟成 59度





左 再留1 
ニューポットの割にしっかりとボディを感じ
これが既に上手いw
美味しすぎないかw

中 再留2
ニューポットらしいと言いますか
クリアさもあっていい意味でトゲを感じる

樽熟した場合にどちらのタイプがマッチングするのだろうか
バーボン樽などで早くに仕上げたいときは左側タイプが合うのか
熟成させていると中側タイプが上手く仕上がるのか

ニューボーン
2か月でここまで色が出ることに驚き
鹿児島の気温は早期に樽熟成させるのかもしれない

九州に、いや 鹿児島に2つのウイスキー蒸留所(津貫、嘉之助)
ちなみに、他県で2か所は北海道(余市、厚岸)、静岡(富士御殿場、静岡)
毎年 津貫、嘉之助の見学して
原酒の成長ぶりを見に行かないといけなくなりましたね
楽しみがまたひとつ増えました



本坊酒造 ~津貫蒸留所~

2017年05月29日 11時27分33秒 | 蒸留所巡り

熊本市内から車で3時間ちょい
現在のところ 九州唯一のウイスキー蒸留所(来年にはもうひとつ建設)
本坊酒造 津貫蒸留所へ見学に行ってきました

3時間ちょいで行ける距離
これまでの蒸留所見学を考えてみると
ちょっとしたドライブ感覚(助手席ですが)

到着しました
マルス第二の蒸留所
2016年11月 公式オープン


 


見学の受付

 
 


ここで「施設案内図」を渡され、順に回っていきます


 


この中では、連続式蒸留機(スーパーアロスパス式)や本坊酒造の歴史を知ることが出来ます


 


ちょうど作業中というのもあって、蒸留工程「ミドルカット」の事や
酵母についても知ることができました
なんせ、所内に漂う香りがテンション上がります


 

  
 


 


 


右の大きい方が初留釜、左が再留釜
ラインアームは下向き
冷却方法を信州工場と変えてます


 


小型蒸留釜


 


ミドルカット
蒸留の時の状態でミドルカット幅を決めるそうで
その感覚は職人の域


 


酵母の説明


 


工程の順ではありませんが


 


 


マッシュタンも発酵槽もステンレス製

そして、熟成庫に


 


 


 


 


 


 


この樽材は桜の木 珍しいです
あと何年後にお披露目なんだろうか
楽しみです


 


樽の中はこんな感じ
スケルトンにしてあります


そして、売店にて
一杯


 


お土産ウイスキーはこちら


 


鹿児島限定ウイスキー
「HHAE(はえ)」
「HHAE(はえ)」とは、九州地方でよく用いられる南風の呼名に由来します
そうなんですね・・・知りませんでした^^;


国内2か所の蒸留所を所有するは
サントリー(山崎、白州)
アサヒ(余市、宮城狭)
本坊酒造(信州、津貫)
この3社

信州は標高の高い800m、平均気温11度という環境の中で
津貫は標高60m、平均気温18度
そして、屋久島エージングセラーは標高50m、平均気温19度
3か所の風土の違いで熟成を開始している

津貫蒸留所のコンセプトは
「桜島のような男性的なウイスキーを」
ということらしい
今後の本坊酒造 とても楽しみです

今度は津貫モルト リリースあたりに見学に行きたいと思います
丁寧 ご説明いただき、ありがとうございました




秩父蒸留所 2014

2014年07月21日 15時59分02秒 | 蒸留所巡り



  



2010年ぶりの秩父蒸留所


ひさしぶりの・・・個人的な・・・パワースポット
アタシにとって蒸留所は、パワースポットなんです(笑)


ところが、今回は
ハプニングだらけで・・・始まったんです


そのハプニングのお話・・・・


まずは、東京行きの前日pm22:00に「欠航」のお知らせメール
「おいおい・・・どうするよ??
 JAL1便変更をJAL2便にするか・・・
 なに?? 
 JAL2便は既に満席・・・
 どうするよ・・・ANAは??
 ANA1便は満席
 ならば、1時間後のANA2便で行くか
 そうなると、秩父蒸留所の見学開始pm13:30・・・
 間に合うのか・・・」


そんな感じで、当日は東京へ


ところがだ!!


今回は、熊本や京都からのバーテンダー数人が同行
熊本からの参加の者が


1人・・・寝坊


熊本発am8:45
「クニトモさん 寝坊しました・・・
 今、市民病院のところなんですけど・・・」
という電話がam8:20


えっ!?
市民病院から空港まで・・・25分で間に合うはずもないが
「とにかく、空港に向かいなっせ」


時は刻々と過ぎ、空港では
「彼が寝坊で・・・
 うーむ・・・
 今 電話で市民病院付近って
 言ってたけど、あそこから第2空港線で来ても
 あと 出発まで20分じゃ・・・
 ムリよね・・・」
そんな会話をしてた


飛行機は、当然 予定通り旅立ち
機内では、1時間遅れてしまったことを計算中
当初の予定の秩父蒸留所pm13:30着には、
池袋発 ちちぶ13号am11:30に乗車しないと間に合わない


羽田に着き、京急乗り場まで猛ダッシュ!!
ところが、秩父蒸留所に予定通り着くための
京急に3分足りずに、乗り遅れ・・・
この3分で、秩父へ1時間遅れになることが確定


すると、携帯が鳴り
着信を見ると
飛行機に乗れなかった「お寝坊さん」の彼の名前が
とりあえず、電話に出てみると・・・


第一声
「来ましたよ!!」
「・・・ん??
 (なに、言ってんだろう)」
「羽田に着きましたよ」
「ハイ??
 マジ??」
「1分前に、空港に着いて乗れました」
「マジ??
 (間に合ったんだ・・・)
 で、いまどこ??
 こっちはもう京急に乗ったから
 品川までおいでよ
 品川駅で合流しよう」
「モノレールですか??」
「違うよ!!
 京急 品川だよ!!」
「モノレールじゃないんですか??」
「だから京急だって!!
 上向いて歩いてたら、分かるよ」


あとで、分かったことだが
彼は東京初、飛行機初
たぶん、羽田を降りたらモノレールしかないと思ってたようだ


そして、彼を不安に思った私は 再電話
「京急に乗った??」
「モノレールでしょ!?」
「だから、違うって!!
 だれかそばにいる人に聞いてみて!!
 教えてくれるから」


品川駅のホームで待つこと30分以上
もうそろそろ来る頃だろうと
次々来る電車から降りる人たちを探すけれど
なかなか現れない・・・
その間に、秩父蒸留所にワケを伝え、予約時間を1時間遅らせてもらうことを連絡し
京都から参加のバーテンダー、前日入りしてたバーテンダー、ANA1便で先に向かっているバーテンダーに連絡したが
今度は、1時間遅れになる秩父行きの電車に間に合うのか不安になってきた・・・


すると、ようやく彼の姿を発見
タイホする~~~
もう身柄確保気分ですよ
とりあえず、池袋まで離れ離れにならないように連行します


「よく間に合ったね」
「なんとかなりました・・・
 朝方まで仕事して、帰宅して、つい寝落ちしてしまって・・・
 シャワーも着替えも用意してないです」
(あれ・・・前日 仕事前に用意してなかったの??)


まぁーまぁー細かいことは抜きにして
ようやく池袋に着き、西武秩父でゴー 


1時間先に、秩父駅に着いてるメンバーは
駅周辺を探索しているはず、電車に揺られ、秩父駅に到着
予定のメンバーたちと合う事が出来、駅からみんなでタクシー


蒸留所に着き、ベンチャーウイスキー肥土社長にご挨拶
いよいよ、見学開始です



  

  

  

  

  

  

  

  

  



それぞれがたくさんの質問に
丁寧にお答えくださって、とても充実した見学でした
あえてここでは、いろいろ書かないことにします



  

  



以前より随分と増えた熟成中の・・・
深い眠りについている原酒たち
この中に、andrewsの樽も


そして、テイスティング
ズラリと並んだイチローズモルト・秩父
秩父の特徴である「クリーミーさ」をどれも感じました

  




今回は、単身ではなく、大勢でにぎやかで
あわただしくも・・・ハプニング連発の蒸留所見学
今度 秩父に訪れる時はいつになるんでしょうね
時期は決めましたが、何年先になるのやら・・・


同行された皆さん
お疲れ様でした
刺激になり、とても満足いく見学でしたね


肥土社長はじめ、チーフ・スチルマン 渡部さん
丁寧なご説明に本当にありがとうございました
大変お世話になりました
今後も、秩父モルト 微力ながら応援していきます







  


なんでも蒸留所ランキング

2010年04月22日 17時49分27秒 | 蒸留所巡り



いままで見学させていただいた国内のウィスキー蒸留所
お客様とお話していると
機会があれば
「今度 蒸留所見学してみたい」という声を耳にします

というワケで、
私が感じた「国内蒸留所なんでもランキング」を^^
まず、まず九州 熊本から向うには
移動時間と交通費がかかるものです

電車で日帰り見学ツアーできれば、有難いのですが
国内数か所に点在する蒸留所
なかなか、そんなワケにはいきません

「交通の便がいい蒸留所」
1)山崎蒸留所 ダントツです
空港からちゃちゃっと最寄りの駅まで行けます
他 熊本発着で、最寄りの駅まで
移動しやすい蒸留所は思い浮かびません
まだ利用してないので分かりませんが、
もしかしたら静岡空港からの富士御殿場蒸留所がランクインかも
2)富士御殿場蒸留所
福岡空港を利用すれば・・・
3)宮城峡蒸留所

「最寄りの駅から歩いて行ける蒸留所」
1)余市蒸留所 3分ほど^^
2)山崎蒸留所 3~5分ほど^^ ふた駅あります
3)宮城峡蒸留所 15分くらいだったような

「最寄りの駅から遠い蒸留所」
歩く気にならない距離です 
移動はタクシーでした^^;
1)秩父蒸留所 駅から往復で8500円ほど
2)白州蒸留所 同じく、4500円ほど
3)富士御殿場蒸留所 同じく、4000円ほど

「一般見学にオススメ蒸留所」
「一般の人って、気軽に行けるの?」という声に
「もちろん、行けます(笑)」
予約なしで 
万人に分かりやすく、製造工程&愉しみ方を説明してくれます
1)山崎、白州蒸留所  白州は樽の内側を焼く作業も見れます
2)余市、宮城峡蒸留所 宮城峡でコフィー・スチルを見せて欲しかった
3)富士御殿場蒸留所 一般見学で訪れてないので、ハッキリ言えませんが
               一般の方もいらしてたので

「飲食関係者向け蒸留所」
飲食関係者・・・と書きましたが、要するに深くウィスキーのことを
製造工程の話をうかがえる蒸留所です
ウィスキーに詳しい玄人さん向け・・・とでも言いましょうか
1)秩父蒸留所 ちゃんと予習して勉強しておかないと
          せっかく説明をしてくださっても頭には入りません
2)富士御殿場蒸留所 見学の際は私1人に対して、3人のスタッフさんが
              応対してくださいまして、恐縮、感激でした
              ウィスキーだけではなく、連続蒸留機がいくつもあるので
              ジンや焼酎、ブランデーの製造まで教えてくださいました

「観光も兼ねたい蒸留所」
よく探索してみれば、どこの土地の蒸留所も
楽しめる観光地はあるのでしょうが、私が経験したことだけの話です^^;
1)余市蒸留所 隣町小樽で^^ 食&観光
2)山崎蒸留所 京都に足を運び名所を観光
3)宮城峡蒸留所 牛タンが私を呼んでいる 
           「牛タンの握り」激ウマ^^

「ロケーションのいい蒸留所」
1)富士御殿場蒸留所 まさに富士山の麓
2)白州蒸留所 本当に森林の中にあります
3)宮城峡蒸留所 雪景色が美しかった

「誠に勝手ながら、見学総合ランキング」
1)山崎蒸留所
2)余市蒸留所
この2つの蒸留所は、観光もアクセスも
またウィスキーの説明もどんな方にでも
満足できるのではないでしょうか

大手メーカーさんは、受け入れ施設が充実していて
ウィスキーにまだ関心がない方へでも
興味を引かせるような説明をしてくれます

とても親切に応対してくれた蒸留所もあります
また、企業秘密に触れてしまい「それは・・・お答えできません」と
言われてしまった事もあります

どのメーカーさんも誠心誠意、試行錯誤され
数年先に答えが出るウィスキー造りに邁進されています
もし蒸留所に遊びに行かれる際は、くれぐれもマナーは守りましょう

ちなみに、私が今後も足を運びに行きたい蒸留所は
今のところ「秩父蒸留所」です


 


蒸留所見学をふりかえり

2010年04月16日 00時21分45秒 | 蒸留所巡り



まだ道半ばですが、この数年にわたり
数か所の蒸留所を見学させていただきました
個人で一般見学したり、メーカーに通して見学したり
そこで感じたことを振り返ってみました

なぜ、ウイスキー蒸留所を見学するのか?

ウイスキーの知識は本でも学べます
詳しい著者によって正しい情報やデータが記してあります
数値などが特にそうです
しかし、仮に12000ℓと記されてあったとしても
それが、どれくらいのサイズなのか想像がつきません
また製造工程の各室の匂いなど本では分からない
だから、どうしても現地に足を運んでみてウイスキーの話を伺う
最終的には五感で・・・しかないのです
そして、本でまた復習、また蒸留所へ向かう
その繰り返しであり・・・

大手メーカーとマイクロ蒸留所

見学する上での話です
やはり大手は、VTR、見学ルート、レストランや売店と何もかも整っています
受け入れの設備が充実して、観光がてらにもなるほどです
ということは、いろんな方がお越しになっています
いろんな方を受け入れ、ウイスキーの世界を紹介してくれます
いろんな方にですから、一般的な事が多いのも事実です
一般的な事を分かりやすく噛み砕いて、説明してくれます
とても丁寧でどなたでも楽しめます
聞き過ぎて企業秘密に触れてしまったらしく
「お教えできません」と言われたこともあります

方や小規模な蒸留所は、(まず、事前に見学予約が必要です)
いろんなウイスキーに対する質問を投げかけては答えてくれます
また製造工程の説明もとても深いです
密着型の見学ができるので、
学びたい方へは持って来いの蒸留所です
小規模の蒸留所への見学は大人数での見学は
作業場の迷惑になることもありますので、
できるだけ少数での見学をお勧めします

蒸留所見学のマナー

大手であろうが、マイクロであろうが見学する上でマナーは大切です
その所内で禁じられた行為は慎むべきであり
撮影も了解を得た上で撮影しましょう
見学を受け入れてくれなくなる、
もしくは、見学ルートエリアが狭まることになりかねません

それぞれの考え方

メーカー各社 それぞれのこだわり、情熱で製造されているということを
見学のおかげで垣間見ることができました
決して、良し悪しではなく、職人さん達の気持ちのこもった
琥珀色の液体です
職人さんの人柄や社風を肌で感じることもあります
それがウイスキーの味わいに出ることも分かりました

自然の恵みから育まれた材料が
人の手によって変化し
さらに大地の、その風土で長い年月をかけて生まれる
人間と同じく、体格も違えば、いろんな個性がある
それがウイスキーです

もしもこのブログを読んでいただいて、蒸留所に足を運んでみたり、
ウイスキーに興味を持っていただいたら、とても幸いです


秩父蒸留所を見学

2010年04月13日 11時29分56秒 | 蒸留所巡り


池袋ー西武池袋線 秩父
秩父ー秩父蒸留所

2日目の見学は埼玉県秩父市にある秩父蒸留所
「イチローズ・モルト」をリリースされているベンチャー・ウイスキー

「秩父蒸留所??」
そう聞かれる方も多いかもしれない
それもそのはず、立ち上がってから日はまだ浅く
2008年2月に蒸留開始されたばかりの大手メーカーさんと比べると
とても小さな蒸留所なんです

  

タクシーで乗り付け、所内に
ゲストルーム(事務所??)に案内され、コーヒーをいただきました^^
するとオーナー様直々に御挨拶
 
 

光栄です
恐縮です
そして、オーナー御自ら 蒸留所内の説明してくださいました
それも詳しく、ある程度の知識がないと
なんのことやら?
という状態になるのではないでしょうか

大手メーカーさんは万人に分かりやすく説明
ベンチャーウイスキーさんは学びたい者への説明
ステキです^^

  

モルトウイスキーの原料は大麦
それも二条大麦
二条大麦といっても「お米」同様、品種改良され続け
様々な品種、そして産地がある
それによっても性格が異なる自然の産物
「ウィスキーは生き物ですから・・・」という言葉が印象的でした

現在はオプティック種や確か…ブレイマー種だとおっしゃってたような^^;
そして、地元愛の強い肥土さんは
埼玉県産の大麦も使用しているとのこと
ピートだって行く行くは埼玉県産ピートを・・・なんでしょうね^^

農作物ですから当然 小さい石なども混ざっている
手作業で仕分けしながら、麦芽の粉砕するためにローラーミルへ
粉砕された麦芽は、
ハスク、グリッツ、フラワーと2:7:1の割合の大きさに粉砕される
これが次の工程の麦汁を採取するために必要な作業になる

 

麦汁を採取する方法は「インフュージョン法」(浸す)
ざっくり言うとお湯に浸して、絞り、麦汁を取る作業
粉砕された麦芽グリストと約65度の温水で1番麦汁が採取され、
2番麦汁、3番麦汁を採取していく
そして残った絞りカスは、近くの牧場の家畜用飼料に回される
これが重宝されるということでした
ウィスキーは無駄な物は出さない

 

イースト菌を加えてモロミを抽出します
秩父の発酵槽(ウォッシュバック)です
大手の発酵槽だと高さ5mほど、直径も大きいのですが
とてもコンパクトな大きさです
5基ありました
しかも、材質がミズナラ

メンテナンスが簡単なステンレス製でも
伝統的な松、ダグラスファーでもなく
ミズナラのウォッシュバック
大きさがコンパクトなだけに、ミズナラで可能になったそうです
(ここで乳酸菌のお話もしてくださいました・・・ラクトバジルスだったなぁ^^;)

某蒸留所は木製のウォッシュバックからステンレス製に替えたら
飲み手の反応がいまいちになり
最近また木製のウォッシュバックに戻したらしいです

秩父のミズナラが今後どういうウィスキーを生み出してくれるか分かりませんが
いろんな要素の一つが重なり合い、自然風土による長い年月の影響を受け
ようやく誕生していくので、この工程だけでも
とても将来を期待してしまいます

中をちょっと拝見させてもらいました
スウィッチャーがちょうどグルグル回ってまして
臭いは以外にもフルーティーな香りでした

  

蒸留器 ポットスチル
初留器1 再留器1
もっとも小さいサイズの蒸留器
ラインアームについてのお話をしてくださいました
蒸留液の出来の違いなど・・・

 

スピリットセイフ
単に蒸留するといっても蒸留し始めと蒸留の終わりでは
アルコール度数や蒸留液の性質が異なる
そのタイミングは「人の感覚」
というのは、もともと麦芽から仕込んだといっても
麦芽自体が全く同じ物ではない
微妙なタイミングは職人さんの経験による感覚で操作される
一番良いとされるタイミングの間隔「ミドルカット」し
良質な蒸留液を採取していく
(実際はもっと複雑なんですが、簡単に書きました^^;)

 

所内に設けられた熟成庫
静かに眠ってます
様々な大きさ、材質の樽で
バレル、ホグスヘッド、バット・・・
そして、ミズナラ、ホワイトオーク、スパニッシュオーク

さらにバレル樽の両端を切り小さい樽を考案された
「チビ樽」とても可愛いネーミングです
秩父ならではの樽で、比較的早い時期に熟成のピークが来るでしょう
この樽のリリースも楽しみです

  

そして、ゲストルームに戻りテイスティング^^
樽詰め時のアルコールは63.5%
この透明な液体はまさにそれ
カドがあり飲みにくいかと思われるでしょうが
これがうまい

もちろんニューポットですから、熟成されてないので
美味しいといってもイメージが沸かないでしょうが
将来性をとても感じるフルーティーなニューポットでした

そして色の着いている2種類
フルーティー、ウッディーなタイプと51ppmのピーティーなタイプ
スモーキー派な方には51ppmがオススメ

いずれにせよ
まだ熟成期間が短い中でこれだけの味わい
5年先、10年先にはどんなスケールのデカいモルトに成長していくのか
とても楽しみになりました

今回は突然の見学に、肥土さん自ら、時間を割き、
御説明してくださいまして、本当にありがとうございました
肥土さんとの会話の中で、
地元で作り上げるモルトウィスキーという熱意がとても伝わりました
また列車に揺られて、秩父蒸留所へ伺いたいと思います
その際は「ウィスキーの世界」を少しだけ教えてください


白州蒸留所を見学

2010年04月13日 09時45分51秒 | 蒸留所巡り



熊本ー羽田
羽田ー浜松町ー新宿
新宿ー中央本線 小淵沢
小淵沢ー白州蒸留所

5時間の移動時間に睡眠は、熊本ー羽田の1時間ちょい
途中 中央本線で昔 住んでいたJR中野を通り過ぎる時
東京にいた頃を懐かしく思い出しながら列車に揺られていた
バーテンダーを始めた頃・・・東京はバブル期

職場の六本木は特に皆 浮かれてました
まさか20年経ったいま「蒸留所見学」で
この街を通り過ぎるようになろうとは思っていなかったし
正直 こんなにウィスキーに惹かれるとも思っていなかった
いまだに当時一緒に働いたスタッフの顔を忘れてない

そんな事を考えていたら、ようやく白州蒸留所に辿り着いた

  

ひっそりと森の中にたたずむ蒸留所
耳をすませば、野鳥のさえずりが聞こえてくる

一般見学での申し込みのため、普通に受付して
「普通」の方たちと見学する

山崎蒸留所創設50周年、1973年にサントリーの第2蒸留所として建てられた
山梨県の北杜市 南アルプス駒ケ岳の裾野
敷地面積は日本最大級だが、貯蔵庫が多いためか(22棟)
途中バス移動のせいか
広さはそう大きく感じなかった

仕込み水は花崗岩層から流れ出た天然水(軟水 硬度:30)

  

糖化槽
粉砕した麦芽にお湯を入れ麦汁を取り、
発酵槽でその麦汁にイースト菌を加え発酵させる
要するにここで糖化させて、イースト菌を加えることにより
アルコール約7%のモロミに変える
糖化槽(マッシュタン)はステンレス
発酵槽(ウォッシュバック)は北米産のダグラスファー

  

ポットスチル
ウィスキー通常2回蒸留が多い
蒸留所によっては、3回蒸留、2回半とか
モートラックのように複雑な蒸留をするところもある
形状も大きさも頭から首にかけてのラインアームの角度も様々
また加熱方法も直火焚きか間接加熱(スチーム)かにも

この白州蒸留所は
様々な形状のスチルを使い(ストレート型やランタン型)、
それから蒸留することによって
数10種類の個性の違うモルト原酒を作り分けている
これでブレンデッドへの供給、
モルトの幅広いタイプを保持をすることを目指している
初留器6 再留器6

  

そしてバスで移動し白州蒸留所の一番の「見せ場」
樽製造を見せてくれる
樽製造といってもバラバラの木材から熱で曲げながら
組み立てる工程ではなく、組み立て上げられた樽の内側を
チャー(焦がす)、リチャー(再活性)する工程を見せてくれる

リチャーすることによって木材成分を引き出し
香味生成や着色に影響を与える
ウィスキーでバニラ風味を感じるものがあれば
この影響とも言える

 

熟成庫 ウエアハウス
ここは撮影禁止だったので、
ネットより白州蒸留所のウエアハウスの画像を拝借した

「ダンネージ」といわれるスコッチ伝統的な3段積みの熟成ではなく
ここ白州は「ラック式」高層ラックで有名なキリン御殿場(20段ほどあった)と同様
鉄製の棚に樽が騒然と並べらていた

外気は暖かったが、この熟成庫は肌寒いほど・・・
中はウィスキーの香りを強く感じる
お酒に弱い人ならこの香りだけで酔いそうなほど
樽が呼吸している
ウィスキーが深い眠りについている

森が育む蒸留所
サントリー白州蒸留所
華やかな山崎と違い、キレのあるピーティーな味わいが特徴



無事に

2010年04月12日 17時44分23秒 | 蒸留所巡り


今回の蒸留所ツアー無事に終了
いまはフライト前の小一時間をのんびりと羽田で過ごしています

いろんなことを感じた今回の旅
ちょっとした衝動買いから
大きな衝動買いの決断までに至った

ウイスキー蒸留所は私にとっての

『パワースポット』

数年後の楽しみのため
それを分かちあえるお客様のため
今後も頑張りますわ!!

また充電が必要な時は、
パワースポット(蒸留所)巡りします

いままで見学した国内蒸留所は
余市、山崎、富士御殿場、宮城峡、白州、秩父の6ヵ所

ある程度の主要蒸留所は見学したと思う
生産停止・休止が後2、3ヵ所ありますが・・・

というワケで

近々、『国内蒸留所なんでもランキング♪♪』
を書いてみますか(^O^)/

あくまでも、アタクシ個人的見解ですが

例えば例えば、最寄りの駅からタクシー代がかかるランキング♪♪

とか

一般の方が行かれるならオススメ蒸留所ランキング♪♪

とか

玄人向け蒸留所ランキング♪♪

はたまた

見学案内の女性スタッフさんが綺麗な蒸留所ランキング♪♪

なーんてことをネ☆

さぁーて、明日は『白州蒸留所』を
そして『秩父蒸留所』をブログにまとめますか
とても充実した旅でした^^