今年、北海道余市蒸留所で購入してきた原酒シリーズが無くなってしまったので、
余市12年を入れてみました。
ラベルには、「余市」と力強い書で書かれていています
北の大地ハイランドモルトをイメージした感がうかがえます
どなたの書なんでしょうか?ご存知の方教えてください
(調べてみましたが・・・わかりませんでした)
「余市12年」
香り・・・ビターチョコ
味 ・・・円く、マイルド、ココア
フィニッシュ・・・長く、甘く、かすかにスパイシー
今日は熊本県営藤崎台球場で巨人vs広島があるため、
出勤中に子供連れのお父さん達を多く見かけました
いいですねw
夏休み最後に野球観戦!!雨が降らなきゃいいですね
今日のご紹介のモルトは、昨日紹介したリンクウッドと一緒に入荷した
モートラック 44年(1954~1998年 )です
モートラックもスペイサイド地区の蒸留所です
この蒸留所はスゴく複雑な蒸留方法でモルトを製造しています
恥ずかしながら、私もこのモートラックの蒸留技術を把握出来てません
・・・何度読んでも、頭に入らないのです^^;
一応、簡単に説明しますと、
まずノンピートの麦芽を使用し、6基(初3+再3)ある蒸留器で
蒸留するのですが、2つの初留器で蒸留され1つの再留器に・・・
そこから得た蒸留液をミドルカットして別の再留器に・・・
もう一つの初留器と再留器は対に・・・そして・・その・・・
・・・ダメだ、やっぱ無理です
ご説明できません^^;
要するに、この蒸留所に勤める職人さんでも、理解するまでに半年はかかる
というくらい複雑な蒸留方法なのです
そういう複雑な蒸留方法からなのか、このモートラックを所有するUDV社では
この蒸留所のニューポットの性質を「ミーティ」(肉系)に分類しています
「モートラック 44年(1954~1998)G&M社」
香り・・・深く、上品、バニラ、シェリー
味 ・・・アプリコット、とにかくスムーズ
フィニッシュ・・・紅茶のよう
もう今週で早くも8月も終わり、9月に入りますが熊本の残暑はこれからです
まだまだ寝苦しい夜が後1ヶ月くらいは続きそうですね
夏バテなさらないよう気を抜かず、食事&睡眠をお勧めします
今日のご紹介モルトはリンクウッド 1954~2000年 46年物です
よくお客さんから
「サントリー山崎50年や山崎35年は旨いのか?」
「安けりゃ、一度飲んでみたいが・・・」
なんてことを言われる方が多かったので、
「本場スコットランドで同じくらいの熟成年の物を探してみます」
ということから、思い切って古酒モルトを2種類、春先に注文して、
ようやく日本に・・・熊本に届いたしだいです
(このリンクウッドと明日ご紹介しますモートラックです)
たしかに安いモルトではないですが、
品物の価値からいえば、決してそう高くはないモルトだと思います
リンクウッド蒸留所はスペイサイド地区のモルトで、
製造されるモルトの99%はブレンデッドに回されるらしく、
また、その46年物ですから希少価値も高いものです
だからといって・・・
UDV社の「花と動物シリーズ」のリンクウッドが一般によく出回っているので
残り1%のモルト出荷とはいえ、全く手に入らない物でもありません
さてさて、このリンクウッドの感想は・・・
もうすでに飲まれたお客さんが何人かいらっしゃいますが、
「実は46年って言ったって、そう大したもんじゃないと思ってたけど、
飲んでみると、やっぱスゴい!!」
「もう何の抵抗なくスーっと入っていき、香り、味わいも深い・・・」
というコメントをされてました
わたしは入荷した日に、実はこのリンクウッドとモートラックを贅沢にも
お客さんからいただきまして、もう飲ませてもらいました(かたじけないデス)
なのに、職権乱用して今もいただいてます^^
さすが、46年物でもフレッシュで新鮮!!
徐々に樽材を思わせるウッディさ、複雑で厚みのある香り
味わいは、実にスムーズでフルーティ、かすかにピートを感じます
「リンクウッド 46年(1954~2000年) G&M社」
香り・・・複雑で重厚感がある、ウッディ次第にシナモン
味 ・・・スムーズな口当たりでフルーティ、かすかにピート
フィニッシュ・・・ゆっくり、ゆっくりとドライ
今日もいつものように野球でした
朝の6~9時までです
はい、もちろん寝無しで、練習試合でした
そして、いつものようにマウンドに上がり投げました
Get'sサンにタイムリーで先制され、
ウチも負けじと逆転の2点タイムリーを放つ!!
わたし自身、肩の調子は最悪・・・痛みを抱えながらの投球でしたが、
コントロール重視したのが良かったみたいです(あれでも)
しかしエラーや四球絡みから、Get'sサンにまた逆転タイムリーを打たれ、
3-2とリードされ・・・あーまた敗戦かなぁ~
なんて思っていたら、打線が奮起!!
3点をもぎ取り、またまた逆転^^・・・白熱の草野球です^^
Get'sサンに1点を返されたところで最終イニング
4-5でウチがリード!!
そこで、ウチのチームに入るかもという
新人クンをいきなりマウンドに上げました
なんと!!その彼は19歳(わたしは36歳)
高校まで投手!!(高校では下校部)
しかし、まぁー投球見てみんとわからんし・・・投げさせてみっか
(偉そうに^^;)
で、彼が投じた瞬間に相手チームからドヨメキが!!
速ぇーーっす!!
久々に見ましたww
球種はいくつかあるみたいですが、この日は直球だけでした
(相手から反則だーと言われちゃったんで ^^;)
で、内容は三振、三振、遊ゴロでゲームセット!!
球をうけた捕手曰く「130kmくらいです」だと・・・すばらしい!!
彼のおかげで今季チーム初勝利です!!
絶対に彼はウチに入部!!^^
試合に勝ったことより、救世主がチームに現れたことに興奮して、
写真を撮るのを忘れてしまいました^^;
今季チーム成績 1勝10敗2分
もう十年以上の付き合いになる友人が勤める、
最近新しく立ち上げた会社only homeです。
本来は住宅専門の設計士なんですが、昔からの約束のもと
andrewsの店舗設計をしてもらいました。
(よくよくHPを見ると設計士ではなく、デザイン・ディレクターになってます)
いまも掃除をする時、店内を見渡す時、彼と二人でオープン前に事務所で
打ち合わせしていた頃を思い出します。
事務所の倉庫でフォークリフトを使いカウンターの高さをイメージしてみたり、
よそのお店に行ってはカウンターの長さや幅を確かめてみたりと・・・
ウチは、かなり無理を言って作ってもらいました
彼の仕事に対する情熱とセンスの良さには尊敬します
・・・あと、モノマネのレパートリーの多さにも^^;
最近新聞や雑誌などに彼をよく見かけます
住宅をお考えの方、この「熱い男」とお話されてみてはいかがでしょう?
きっとこの「男」なら任せられると思うはず!!そんな「男」なんです
テイスティング会に用意した最後のモルトです。
その他は、みなさんが好きなものを飲めるだけオーダーされたので、
私もはっきり何を出したか覚えてません・・・それだけみんな飲む量が凄かったのです
ボウモアも賛否両論みなさんの意見はあると思いますが、私はこの15年だけではなくボウモアのモルトを一言でいえば、非常にバランスよく万人受けするモルトに仕上げているように思えます。
「ボウモア 15年」
香り・・・ピート、シェリー、大人感
味 ・・・円く、マイルド、ミディアムボディ
フィニッシュ・・・海辺を思わせる、スモーキー
ローランド
スコットランドのハイランドとローランドの境界線は、東のダンディから
西のグリーンノックを結ぶ想定線上の南北でローランドかハイランドか
区分されています。
この蒸留所の所有者はUDV社。
グレンキンチーはUDV社の「クラシックモルト」シリーズの一つです
ちなみに、他のクラシックモルトシリーズは全部で6つ、
アイラ島はラガヴーリン、ハイランド地区はオーバン、ダルウィニー、
スカイ島はタリスカー、スペイサイド地区はクラガンモア、
そしてこのグレンキンチーです
さらにUDV社は他にも「ヒドゥンモルト」シリーズとして4つの蒸留所を
出しています。
先日のテイスティング会ではローランド代表として私が選んだのですが、
参加されたみなさんには、どうも印象が薄かったみたいです
が・・・しかし、
このモルトに対して、モルトを女性に喩えることが得意ながむサンからは、
「和服美人♪」という迷言!?が出ました^^・・・ステキです
「グレンキンチー10年」
香り・・・甘く、かすかにピート
味 ・・・ドライ、スパイシー
フィニッシュ・・・あっさりと・・・
スペイサイド
このロングモーンはデュワー・ラトレー社のボトラーズです
デュワー・ラトレー社は1868年に(その頃日本は・・・)アンドリュー・デュワーと
ウィリアム・ラトレーにより設立され、その後買収や吸収を繰り返し
現在はモリソン・ファミリーの所有になってます
このロングモーンは同社の「カスクコレクション」シリーズのものです
ラベルにはCask Type、Cask Number、蒸留年月日、
ボトリング年月日と明記されているシングルカスク・ストレングスです
このモルトは今回用意させていただいた中では、一番人気だったのでは・・・
「ロングモーン14年 1990~2004 バーボン樽」
香り・・・次第にフルーティー、やわらかく
味 ・・・スウィート!!
フィニッシュ・・・長く、スムーズ
グレンギリーは現在稼動する蒸留所の中で最も東にある蒸留所です
創業年も古く1785年、現在はサントリーが所有しています
テイスティング会でのみなさんの感想は、
濡れた犬の臭いとか、水産加工場の臭いだとか、なかなか笑えるコメントでした
わたしも水産加工場に納得してしまいました^^
「グレンギリー 12年」
香り・・・水産加工場の臭い
味 ・・・クリーミー、フルーティー
フィニッシュ・・・ドライでスモーキー
まさに勉強会的な雰囲気でした・・・ウソです
よく写真をご覧ください
みなさん真面目そうな顔してますが、もう酔っ払いサンです
それもそのはず、テイスティング会では5種類用意していたのですが、
わたしも酔いが入り、もう何でも(ある程度までなら)飲んでいいですよ会
になってしまいました
いいんです!!
店に負担がかかろうが、モルトウィスキー好きが集まってくれれば^^
しかーし!!
調子に乗ってSMWSのグレンアギー25年を出しちゃいました
がははは・・・いいんです(号泣)
今週はブログで、テイスティング会に使用したモルトをご紹介していきますが、
わたしの率直な感想は・・・
やっぱり・・・
みなさんよう飲ました!!
少ない人で8種類のモルト、多い人で11種類のモルト!!
を飲み比べされていたのですから・・・
それでいて、1人4000円!!
こんな破滅的な企画はないでしょう
また次回は10月か11月に開催していたいと思います
どうぞモルト好きな方、勢ぞろいしてくださいね
お酒の残っている中での野球でした
保証協会サンチームと練習試合でした
しかもWヘッダー(5回2試合)
保証協会サンは、凄く熱の入ったまとまりのあるいいチーム
よく練習で鍛えられているなって感じなんです
また審判までもしてくださって・・・いつもx2・・・ありがとうございます^^
で結果のほうですが、また・・・
また!?・・まさか
そうです・・・2試合とも(泣)
しかも全く打てず・・・
そりゃー野球は点取りゲームさ!!
2試合とも0点じゃ、そりゃ勝てんさ
さて、今季初勝利はあるのか・・・
今季チーム成績 0勝10敗2分
後は今日何人参加されるか、不安な気持ちなまま待つだけです
まだ二回目ですし、結果云々求めるのは早いので、
私らしく地道に続けていこうと思ってます
ところで今日の銘柄は・・・
ハイランド・・・グレンギリー 12年(O.B)
スペイサイド・・・ロングモーン 14年(デュワー・ラトレー社)
アイラ・・・ボウモア 15年(O.B)
ローランド・・・グレンキンチー 10年(O.B)
アイランズ・・・ご希望で選びます
さてさて、飲りますか!?
テイスティング会の準備です
当日になっても人数が把握できてません
みなさんスケジュールの都合があるみたいですので仕方ないですね
参加者一人でもやる!!と決めた以上やっていきます
ウィスキーの愉しみ方をより私自身も知るためです
「酒は酔うための道具ではなく、酔うまでのプロセスを楽しむもの」です
無理は禁物です
お酒と長いおつきあいをしましょう
まだまだ力不足な講師(私)ですが、少しでも皆さんに伝えていけたらと思っています。
ピュアモルト??という表記の仕方に問題があるということから、
2007年の春あたりから「ブレンデッド モルト」に変わるかもしれません。
それはシングルモルトと混合しやすいからです。
この北杜は白州をキーモルトにして山崎をブレンドされて造られています。
メーカー側はハーフロックがオススメとして販売してます。
私もこのウィスキーはハーフロックかロックがオススメですね。
「北杜 12年」
香り・・・甘く、フルーティー
味 ・・・円く、スムーズ
フィニッシュ・・・さっぱり