余市蒸留所20年貯蔵シングルモルト
ニッカウヰスキー余市蒸留所で1989(平成元)年に蒸留した
4タイプのモルトウィスキーから厳選し、
バランスを重視し丁寧にバッティングしました。
アルコール度数も樽出し度数に近い55%で瓶詰めし、
ボリュームある香りと、深い味わいを実現しました。
テイスティングノート
色合い:澄み切った琥珀色。
香り:ふくよかに全体を包み込むレーズンや無花栗の甘い香り。
ベースに薫るピート香。樽由来のバニラ、ジャムや蜜、
モルティな香りにややスパイシーなイメージが
渾然一体となって複雑さと厚みを増していきます。
味わい:長期熟成モルトウィスキーならではのやわらかさとコク。
甘酸っぱい印象の中にもピートの力強い存在感が感じられます。
フィニッシュ:ふくよかな甘さの中に、微妙で繊細な磯や
潮のニュアンスが口中に広がりつづきます。
(ニッカウイスキーより)
平成元年に仕込まれた余市シングルモルト
昭和63年に働き出した私は、職場の先輩とスナックで
スーパーニッカを口にしていたのを覚えています
ウィスキーの味など分からず、求めようともせず
・・・目の前にいるおねぇーさんに興味があり・・・ゴホン
職場では、毎日怒られるのが仕事
その頃は板場の仕事でしたから、先輩が来る前に
早朝に一番出汁、野菜、魚の下ごしらえ
あれから20年・・・
皆さんもこういうヴィンテージ・モルトを口にする時は
ご自身の過去を振り返りながら
ちょっと忙しい日常から離れて
ゆっくりとその時間を堪能されてみてはいかがですか?