花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

世界最小

2022年08月08日 | 研究
ご覧ください。ちいさなトマトが結実しています。
まだ緑色ですが、以前の栽培経験から
おそらくほとんどこの大きさで着色していくものと思われます。
名前は通称マイクロトマト。世界一小さなトマトです。
正式名称はSolanum pimpinellifolium(ソラナム ピンピネリフォリウム)という
トマトの野生種のひとつで、可愛いので20年ぐらい前に話題となりましたが
実用的ではなかったのかなかなかスーパーマーケットで見かけることはありません。
でもスグリのような小さな果実ですが、味はしっかりトマト。
美味しいのです。みなさんはこのトマトをどのようにして利用しますか?
昔よく見た用途はサラダ。緑のレタスサラダの上に
この可愛いマイクロトマトを丸ごと数粒バラバラとトッピング。
緑のキャンバスに散りばめられた赤いトマトのサラダは
まさにお洒落な食卓を飾る「映える一品」となります。
ただ生産量が少なく、流通ルートに乗っていないことから
手に入れようと思ったらとんでもない高級品。
100gでなんと1000〜2000円という高値で販売されています。
ただ種子は比較的簡単に手に入れられます。
1mオーバーの草丈になるので支柱は必要ですが
野生種なので強く栽培も簡単。誰でも育てられます。
興味のある方は、ぜひ来年チャレンジしてみてください。
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次は「ニコニコ大作戦」

2022年08月08日 | 研究
ディスプレイの前で何やら不思議な動きをしているのはフローラハンターズ。
水の国際大会で発表している様子です。
とかく堅苦しいイメージの科学発表会ですが、
それを覆そうとコント形式で果敢にチャレンジしているのです。
配役はナトリウム君とカルシウム君。
二人が分かれて土の粒子を奪い合っているという場面ですが、二人とも楽しそう。
海外の方に受けるツボなどわかりませんが、見ているこちらも和んでしまいます。
青山学院大学が箱根駅伝で初優勝した時の作戦名は「ワクワク大作戦」。
彼女たちの発表はまさに楽しくワクワクしました。
課題は質疑応答。回答が不十分だったところがありました。
こちらはストックホルムでの審査までに勉強し直さなければなりません。
しかし良いところもありました。内容はともかく、
なんとか最後まで途切れずにたどり着いたところです。
決してスマートなゴールインではありませんでしたが、
今までの練習のように濁流にのまれて偶然ゴールに流れ着いたのではなく、
なんとしても自力で泳いでゴールに着こうという意思を感じました。
まさにみんなの期待に応えようとした女の意地です。
ただ必死に泳いだため、気がつくとコントで見せた笑顔がありません。
楽しむより緊張の方が優った感じ。
世界の専門家が自分たちのお話に耳を傾けてくれることの喜びを感じて
楽しく伝えたいものです。今日は反省会。
次なる作戦は「ニコニコ大作戦」です。
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