花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

コロナ対策

2022年08月12日 | 研究
数日前の活動。オンライン審査も終わって本拠地である
土肥実験室に戻るはずのフローラですが、まだ校長室で活動しています。
発表練習はもちろんしますが、この日の最重要課題はコロナ対策。
帰国時、日本の水際対策をスムーズに通過するために
厚生労働省のコロナ対策のサイトに登録する作業を渡航する6名全員が集まり、
河川協会からオンラインでアドバイスを受けながら行いました。
各自スマホから入力するのですが、このような状態になると形勢逆転。
大人よりもメンバーの方が理解が早く、手順をこなしていきます。
ところがこちらはまず文字が小さくて見えません。
さらに理解が遅いので、作業もおくれがち。そんな時は笑われてもいい。
すぐ頭を下げて、メンバーに教えてもらうことになります。
ワイワイガヤガヤ、この日はFlora HuntersとTreasure Huntersが主導権。
ご指導をいただいたこともあり、なんとか登録完了しました。
疲れましたが、まずはひと安心です。ところがこれで準備完了ではありません。
海外旅行の保険の関係上、渡航前にPCR検査をした方がいいというのです。
いつどこで無料の検査ができるのか県庁のサイトから調べてみましたが
どのメンバーもじぶんが住んでいる町にはありません。
都会と違って検査場が少ないのです。さらに受け入れ人数も少なそう。
事実、ほとんど予約は満杯状態。
とはいっても22日から2学期が始まるのでその前に受けなければなりません。
現在、各自サイトからいかに予約できるかというコンペに挑んでいます。
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起死回生

2022年08月12日 | 研究
ここにある4つのレタス。
苗を植えつけてから2週間ほど経ちます。
最初はみんな同じ大きさでしたが、徐々に差があらわれてきました。
以前も紹介しましたが、左のものは赤玉土だけ。
右の3つには赤玉土とバーミキュライトの混合土だけしかはいっていません。
3つの違いは混合方法の違いだけ。つまり4つとも無肥料です。
バーミキュライトはそもそも肥料成分のない土。
それが良いところですが、栽培する際には肥料を与えなければなりません。
しかし今、肥料が1.5〜2倍と無茶苦茶な値上がりをしています。
施肥なしでは育たないので経費増はしかたがないことですが、
そこに勝機を感じてフローラハンターズはチャレンジしています。
肥料分を隠し持っているのはバーミキュライト。
実は鉢の中に入る前、富栄養化水の水質浄化で活躍していました。
その際、がっちり吸着した窒素分を植物に提供しているのです。
今年のフローラハンターズは開発途上国の塩害抑制技術と
沖縄の赤土流出抑制研究の2本立て。映画ならどちらも大作ですが
その影響でフローラお得意の小さなアイデア研究は行えずにいました。
アイデア研究の良し悪しはコンクール大好きなフローラにとって生命線。
したがってこの研究は起死回生の小さなヒットになるかもしれません。
今はこの写真からさらに1週間経ち、その差も歴然。
「人間にとっては小さな一歩だが, 人類にとっては大きな飛躍である」とは
アポロ11号のアームストロング船長の名台詞ですが、
この小さな研究成功は、今のフローラにとっては大きな成果です。
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