花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

タイムトリップ

2012年05月26日 | 学校
春紅葉がとうとう見事な赤になりました。
これに新緑と青空が加わり
インパクトある景色を作り出しています。
偶然ですが光の三原色は赤と緑と青。
RGBといわれます!
光はこの3色が一緒になると白く見えるのですが
この風景は光ではないので
それぞれが主張するのでかなり強烈なコントラストです。
同系色の緑でできている林に慣れているので
この並木を歩くとなんだが不思議な感覚に包まれてしまいます。
しかしこの真っ赤な紅葉、まもなく黒っぽくなり最後は緑に変わります。
名農の風景は秋から夏と季節が逆戻り。
まるで時間旅行をしているようです。
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まもなく高校総体

2012年05月26日 | 学校
こちらのグリーンカーペットは
校舎前から青い屋根のかわいい建物へと続いています。
陸上部のトラックを縁取るように伸びる若葉の明るい緑がでとてもきれいです。
このトラックは暗渠排水が完備され、雨がふってもあっという間に染み込む優れもの。
さすがは駅伝の全国大会常連校であった名農陸上部の本拠地です!
導かれる先は陸上部やサッカー、アーチェリーなど運動部の部室。
来週末はいよいよ高校総体です。
ところが一足早く始まる陸上部とサッカー部はすでに高校総体に出発しました。
かつては4学科あった名農ですが、現在はわずか2学科。
全校生徒かき集めても200名いません。
団体種目は人数不足で苦しいのですが、全員が選手になれると考えればこれはチャンスです。
春季大会ではアーチェリー部が個人で優勝、女子団体も上位入賞しました。
インターハイ目指して小さな農業高校が勝負します。
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園芸福祉の指導者を目指して

2012年05月26日 | 学校
こちらは園芸科学科の授業です。
ここでも農業のテーマパーク「南部町」のシンボル名久井岳が見えます。
よく見ると自分たちで作った畝に、好きな野菜を植えています。
現在の園芸科学科といえばイメージは果樹と花ですが野菜も少し勉強します!
せっかく農業高校に入ったのだから将来、家庭菜園ぐらいできないと恥ずかしい。
またこのコースの生徒は園芸福祉士を学んでいますが、
福祉施設などの現場で扱う植物は花だけとは限りません。
野菜を栽培することによって生き甲斐を見つけることもできます。
福祉の現場で指導する人になるには野菜を栽培する力も必要不可欠。
そう考えて自分の力だけで野菜を栽培させています。
野菜を生産販売する経営者を育てる生物生産科とはアプローチが違いますが
授業で学んだ知識と技術に自分のものにするには
失敗を恐れずに挑戦するのが一番です。
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TEAM JAPAN

2012年05月25日 | 学校
チームでは毎年、オリジナルTシャツを作っています。
最初はチームの本拠地である光実験温室が暑いのでその対策が目的でした。
しかし昨年、今年は新しい使い方をしています。
種差海岸は県立公園のため、勝手に植物を採取できません。
そこで県に申請して許可を得て活動をしています。
その際、特別に許可されて活動しているというのがわかるように
工夫するよう指示されています。
そこでチームは県知事の指令書を携行する他、
全員、自生地に入る時はみんなでこのチームTシャツを着ています。
今年はストックホルム青少年水大賞に日本代表で出場することから
こんなTEAM JAPANの記念Tシャツにしました。
ロゴマークは全員同じですが、シャツの色は個性が出るよう人さまざま。
もし種差海岸で姿を見つけたらぜひ声をかけてください!
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サクラソウの人工授粉完了

2012年05月25日 | 学校
3年生6名が種差海岸でサクラソウの生育調査と
人工授粉を今年も行いました。
自然を守る会の強力や学校での事前練習の成果もあり無事完了。
後は1ヶ月後の結実を待つだけです。
作業が終わると使った実験器具や装置が
持ち運ぶのに使った箱に次々に返却されます。
よく見るとシャーレの中にピンクの小さな花びら。
短柱花の柱頭に花粉をつける時、
また長柱花の花粉を採取する時には
確かに花弁を取り去る必要があります。
かわいいお土産ができました!
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