花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

悲しい収穫

2013年09月28日 | 学校
これは園芸科学科3年の模擬農業法人の人たちです。
何やらコンテナにリンゴを収穫していますが
この品種は収穫には早すぎます。
実は、腐敗しているリンゴを木から取り除いているのです。
収穫まで後1ヶ月まで迫った今月はじめ、
何個実がついているか数えながら予想収量を計算したばかり!
まさか廃棄するために収穫するとは思いませんでした。
廃棄するリンゴはこのコンテナで1つ。
小さな木を選んでいた彼らにとってかなりのダメージです。
4社ある模擬農業法人ですが、どの会社も必ず大きな木を必ず1本もっています。
そちらに期待するしかありません。
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2013年09月28日 | 学校
ここも第1農場。
水害でたまった泥で足を取られ歩きにくい状態が続いています。
しかし場所によっては乾燥し始め、このようにひび割れをおこしています!
まるで海外の干害を見ているかのようです。
秋とはいえ、日中はまだ蒸し暑くなるからでしょうか。
しかし、このところ朝夕の気温がぐっと下がってきました。
生き延びたリンゴはきっとぐんぐん着色してくると思われます。
名農は来週火曜日から中間考査。
テストが終わるときっとリンゴの収穫もはじまるでしょう。
そして運動部は秋季大会が迫っています。
収穫の秋は、スポーツの秋でもあるのです。
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桃の倒木

2013年09月28日 | 学校
赤い実をたわわにつけた桃の木です。
収穫時期を迎えていましたが、
これも水に浸かってしまいました。
もったいないのですが、
まもなく腐敗し始めるはずです!
さらに木が大きく倒れてしまっています。
水害はこのように来年にも影響を
与える大きな爪痕を残しています。
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不幸中の幸い

2013年09月27日 | 学校
農場の被害状況を確認してわかったのですが
今回の水位は大人の胸ぐらまでと想像したよりは高くありません。
これは不幸中の幸いです。
なぜならリンゴは腰の高さから上に実がつきます。
したがって水をかぶったのは下の枝から1mほどで
頭より上の果実は被害を免れているのです。
園芸科学3年生のある模擬農業法人が栽培しているのは品種「つがる」。
しかし「つがる」はすでに収穫適期を迎えています!
農場の先生方は復旧で収穫どころではありませんが
彼らは急いで収穫を始めることにしました。
模擬法人とはいえ、ここまで来るには出費もしているからです。
いくらでも換金して被害を最小限にとどめる。
機転のきいた社長の判断です。
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リンゴの腐敗始まる

2013年09月27日 | 学校
第1農場のリンゴです。
ご覧の通り、果実が褐変してきました。
水に浸かったリンゴの腐敗が始まったのです!
今回の水害では胸の高さぐらいまで水に浸かりました。
したがって特別傷がついたわけではなく、きれいな果実なのですが
胸の高さから下の果実はほとんどが腐敗しています。
試しに小ぶりの樹から腐敗した果実をとってみると
なんとコンテナ1箱分にもなりました。
第1農場全体で考えるとこれは相当の被害です。
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