ホワイトバレンタイン

夕方から始まったエコジャパンカップの表彰式も終わり
ホテルに戻ろうとしたら外は雪が積もっていました。
ホワイトクリスマスならぬホワイトバレンタインです。
ホテルは２年生が低炭素杯に参加するため、東京ビッグサイト前に予約しています。
しかし朝から降った雪で、ホテルに帰る「ゆりかもめ」が運休！
帰られなくなってしまいました。
でもりんかい線を使うと別ルートでビッグサイトに行けるので
遠回りをしてホテルを目指しました。
りんかい線も通常とは違う運転に変更していましたが、
なんとか運良くホテルまでたどり着くことができました。
思わず二人はホテルの前でガッツボーズ。
でも大変だったのは翌日です。
青森行きの新幹線は雪でストップしてしまいました。
東京駅付近のホテルはすでに帰れない旅行者で満杯！
駅構内での野宿も覚悟したとき、１本新幹線が動くとのアナウンス。
なんとか飛び乗り、立ち席で乗ることができました。
ところが新幹線は雪のためゆっくりしか走りません。
結局、５時間ぐらいかけて真夜中の八戸に帰ってきました。
悪いことは続くもので、着いた八戸市は見たこともない暴風雪。
駅まで迎えに来てくれるはずの保護者も一人こられなくなりました。
結局、八戸まで帰って来て、駅のホテルで１泊。
高校最後の大会は記録にも記憶に残るものになりました。

高校最後の日本一

復興庁や環境省の事務次官がご臨席の中、
エコジャパンカップの表彰式が始まりました。
それぞれの部門の審査長が入賞者に賞状を手渡しています。
チームの二人はエコライフ部門エコチャレンジ大賞。
審査長はソニーミュージックのプロデューサーです。
いつもは大学教授などその道の専門家から審査されるのが多いのですが
この大会はエコアイデアの実践なのでこのように音楽業界やデザイナー、
編集長など幅広い方々が審査してくれます！
したがってリンゴ農家の二人が
白いリンゴを食べられる温度計にしようと自分の家で取り組んだ
よりエコで生活を楽しくする商品開発の発想が高く評価されたようです。
なお受賞の様子や二人のインタビューは
まもなくホームページで配信されるそうです。

テーブルマナー

エコジャパンカップの表彰レセプションは
立食パーティーではありません。
着席して運ばれてきた料理をいただくスタイルです。
これは本日出されるメニューの一部ですが
ナイフとフォークの世界です。
かつて名農生はこのような場所に出くわすと
経験がないので緊張していましたが
今回のメンバーはテーブルマナーを体験したことがあるらしく
戸惑うことなく食べていました。
彼女らのお気に入りはフォアグラ！
とても美味しかったと喜んでいました。
またこの日は２月１４日のバレンタインデー。
デザートはチョコレートをメインにしたもので
こちらも大喜びでした。

表彰レセプション

先週末、ホテルイースト東京でエコジャパンカップ2013の
表彰レセプションが開催されました。
そこで白いりんご「夏の記憶」でエコライフ部門
エコチャレンジ大賞を受賞した３年生２名が出席してきました。
会場はこのとおり大きなホール。
そこに百人を超すたくさんの人が集まっています。
もちろん未成年は名農生だけ！
なぜならこの大会は大人や学生という部門がなく
ほとんどが実力のある大人が受賞しているからです。
写真の左奥に立ってギターをひいて歌っている方がいますが
これはエコミュージック部門の受賞者。
もちろんプロのミュージシャンたちです。
さらに関係省庁省の方々も主催者として来場されています。
これも普段味わうことのない豪華な雰囲気。
ちょっと緊張してしまいます。

青い雪

名農の駐車場に積み上げられた雪です。
よく見ると雪のくぼみがきれいな青色です。
雪の表面は降り注ぐ太陽光を散乱させます！
太陽光にはさまざまな波長をふくんでいるため散乱光は白く見えます。
ところが大量の雪の中を通過してきた光は青く見えます。
なぜなら水はいろいろな光を吸収しますが、
450nm付近の波長を吸収しにくいのです。
450nmといったら青い光。
つまり大量の水を含んだ雪を通過してきた光は
ほとんどが途中で吸収され、青い光だけが届くので青く見えるのです。
そういえばこの雪も表面は白く、雪穴の中が青く見えています。
それだけ今回の雪は水を含んだ重い雪だったということです。
この青い雪、珍しいのでいろいろ話題になっているようですが、
放射線を含んでいるから青いというデマも流れているのでご注意を。
みなさんもぜひご自分の目で確かめてください。