花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ドリップ式?

2015年05月30日 | 環境システム科
これは水耕栽培の装置ですが、
ちょっと変わっています。
土代わりのロックウールでシシトウを育てていますが
黒いチューブが見えます。
その先からは水が少しずつロックウールに落ちています。
ロックウールの下は養液タンクですが
これはじわじわと上からも養液をたらす方式のようです!
これをドリップ式といいます。
まるでコーヒーのようですね。
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イチゴの旬はいつ?

2015年05月29日 | 環境システム科
第2農場から第3農場に続く道の脇に
大きな水耕栽培の温室があります。
その温室脇で栽培されるのがイチゴ。
ご覧の通り、たくさんの実がついています。
さてイチゴの旬はいつだかわかりますか?
青森県が発行している県産野菜のPRパンフレットでは
なんと1年中と記載されています!
おかしいとは思いませんか。
実はこれには理由があるのです。
旬とは最盛期のことをいいます。
植物学的にはイチゴの旬は初夏。
ご覧のように露地で栽培しているイチゴは
今、小さな実を付け始めています。
ところが出荷量は初夏ではなく11月~3月頃が多いのです。
出荷量が多い時期を最盛期というのであれば
確かに冬から春がイチゴの旬になるのです。
ところが最近は6月~11月頃まで収穫できる
夏秋イチゴという種類が津軽の方で増えてきました。
これらを総合して考えると確かに旬は1年中なのかもしれません。
農業の新技術が自然の旬を狂わしているのです。
でも美味しいかったり栄養価が高いのは自然の旬だといいます。
イチゴが初夏の味覚であることは忘れてほしくないものです。
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株券?

2015年05月29日 | 環境システム科
これは株券。
といっても本物ではありません。
環境システム科の学校設定科目「起業チャレンジ」で
起業したある模擬農業法人のものです。
起業チャレンジや農業経営シミュレーションは
農業経営をバーチャルで体験する学習ですが
体験が本物に近ければ近いほど効果的です!
したがって起業に必要な資金も実際に
先生のところをまわって集めてきます。
これをもとに経営を行うのですが、
そこには株主になってくださった先生方への
責任が生まれます。
なんとしても経営を成功させたい。
そう思って取り組む1年は机上では得られない
貴重な学習となります。

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モザイクアート!

2015年05月28日 | 園芸科学科
園芸科学科に所属する都市農村交流斑。
通称「達者村斑」が製作したモザイクアートです。
何の風景なのかおわかりですか?
答えは「名久井岳と馬淵川」。
おそらくすぐわかったと思います。
しかしこれはよく見ると小さな写真がたくさん並んで
作られているのがわかります。
その数、3000枚以上だそうです!
ひとつひとつは個人の写真だったり、
何かの活動写真などで名久井岳や馬淵川とは
まったく関係のない写真ばかりです。
おそらく色あいや濃淡などを計算して
並べたのだと思います。
模造紙ほどあるこのモザイクアートは
先日行われな名農ファーマーズマーケットでも展示されました。
町の魅力をいろいろな方法でPRしている達者村斑。
今度はどんなびっくりを見せてくれるか楽しみです。

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レタスが引き金になる?

2015年05月28日 | 環境システム科
環境システム科の3年生が起業チャレンジで
4月下旬に播種したサニーレタス。
大きくならないと思っていましたが
ある大きさを超えたら急に生長スピードが早くなりました。
もしかしたら今月末には販売できるかもしれません!
起業チャレンジは3つの模擬農業法人の経営大会。
したがってNo.1になるにはやはり
売上げが一番大きな要素になります。
すでにゲームは始まっているのですが
今のところ、どの会社も売っていないので
みんな仲良く取り組んでいます。
とはいっても、なんたってプレーヤーは男の子。
このレタスがお金に換わるのを見たら
一気にみんなの目の色が変わるはずです。
まもなく3法人による本気のマネーゲームが始まります。
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