花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

お客様は神様です。

2015年05月12日 | 環境システム科
環境システム科が「紅ほっぺ」の
最初のお客様としてご招待したのは保育園児。
なかなか経験することのないイチゴ狩りを
体験してもらおうと3年生たちが企画しました。
紅ほっぺはそもそも大きな果実なので子どもの手には2つが限界。
でもついつい3つ目に手を伸ばしては、ぽろぽろ落としていました。
「みんなで一緒に食べるから最初に採った子は待っててください」という
3年生の指示もむなしく、気がつくともう食べている園児たち。
でも美味しいんだから、しかたがありません。お客様は神様です。
さて県内でも珍しいLED搭載の立体型水耕栽培装置。
実際に収穫してみると小さな子供は下の方を、
大人は上の方をと上手に収穫エリアが分けられ
なかなかの優れものであることがわかりました。
「農と工のドラマティックな出会い」
これが環境システムかのキャッチフレーズ!
最新温室「チャレンジハウス」を舞台にした
ドラマティックな交流がこれからも続きます。
さて明日から野菜苗販売となります。
どうやら今年は久しぶりの雨天での実施になるかもしれません。
室内では行えないので、雨天時はみなさん雨具をご用意ください。




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紅ほっぺ

2015年05月12日 | 環境システム科
環境システム科の温室にイチゴがたわわに実りました。
これは「紅ほっぺ」という静岡県で育種された品種です。
みなさんは出荷量の多いイチゴの品種を知っていますか?
平成23年の統計では
1位とちおとめ、2位さがほのか、3位あまおう、
4位さちのか、そして5位がこの紅ほっぺです。
やっぱり「とちおとめ」といいたいところですが
ここ数年の出荷量は減少傾向にあり
別の品種に代替わりしつつあることがうかがえます。
ところが、このベスト5のイチゴのうち、
出荷量が増えているのが「紅ほっぺ」。
今後の主力品種になるかもしれません。
この温室に入るとみなさん最初にいうのが「イチゴのいい香り」。
確かに温室中、甘酸っぱいストロベリーフレーバーが漂っています。
実は紅ほっぺの特長のひとつが豊かな香り。
視覚はもちろん嗅覚でもノックアウトされてしまいます。
そこまで計算してこの品種を選択したのであれば脱帽です。
さて、4月から実り始めてもう1ヶ月。
どんどん実がついてくるのでしばらく楽しめそうです!
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