ありそうでなかった？

小型冷蔵庫のように真四角な形の定温機。
ちょっと中を開けてみました。
するとこちらも中が真っ赤です！
こちらでは赤い光を照射して
サンチュの発芽試験をしているようで
暑い部屋でも発芽適温の17℃に保たれていました。
チームは今まで植物を育てる際は温室で行っていましたが、
エアコンがないため気温を一定にすることは出来ませんでした。
しかしこの定温器であればある程度気温の制御が可能です。
さらに波長も自在に変えることができる機能を持っています。
植物と波長の研究をするにはもってこいの装置なのです。
しかも同じ装置が4台も装備されているので
波長による植物の変化を各色同時に試せるので
実験も早く進むものと思われます。
ありそうでなかった植物を栽培するための小型定温器。
さっそく活用されています。

家電量販店？

何やら同じ電化製品がずらりと並んでいます。
上段は水槽、下段は小型冷蔵庫のように見えます。
しかし、どちらも間違いです！
上段は小型水耕栽培装置。
水槽サイズですが、LEDが装備され
家庭の食卓などで野菜栽培できる優れものです。
現在、環境システム科の１年生が栽培に挑戦しているようで
かわいいレタスがぐんぐん育っています。
下段はインキュベータ、つまり小型の定温機です。
これまた庫内の照明の波長と温度を自在に変えることができる
最新式で、中で植物栽培ができるよう設計されています。
一見、家電量販店の売り場のようなこの場所は
環境システム科のハイテク実験室。
こんな大学のような実験室で勉強できる名農生は幸せ者です。