教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

我々の年金を考える

2011-02-10 00:04:43 | 経済/経済/社会
「我々の世代に果たして年金はマトモに出るのだろうか?」

現在既にジジイとなっている先の短い人たち以外の全ての人がそう思っているだろう。
いや、むしろ、

「俺たちには年金なんて無いよ」

と腹をくくるほうが普通かもしれない。
だからこそ未納が多発するのだろう。

しかし!

実は夢物語ではなく、年金が出るという未来もありうる。
それを記したい。



マンション買いました
http://blog.goo.ne.jp/beamtetrode350b/d/20101106

↑こう先日書いたように、わたしの読みでは日本国は破綻しないがインフレになる。

本来なら社会保障費はインフレになったらそれに連動して増額するのが普通である。
しかし恐らくそうはならない。
インフレになっても何だかんだ理由をつけて、ノラリクラリして社会保障費はちょっぴりしか増額しない可能性がある。
それは名目的には社会保障費の支払いは現状維持以上ではあるが、実質的には減額できているに等しい。

そのとき我々の年金はどうなるか?

恐らく、我々が払ったなりの額の年金をもらうことができる。
しかしインフレが進んでいるので価値はかなり目減りしている。
それはいま年金の掛け金を払わずにその分だけ貯金に回している人でも同じ(またはそれ未満)になる。

それに勝つには、年金の掛け金を払わずに蓄えた金をインフレをヘッジできる資産に代えることのできた者だけが勝つことができる。
けど、ふつうは住宅ローンの返済資金に回すくらいしか積極的にヘッジしようという人はそうそういないだろう。



年金の掛け金を払わずにインフレをヘッジした者が一番の勝ち組になる。
マジメに年金の掛け金を払ったサラリーマンは、どうせもらえないと諦めていた状態よりはナンボかマシな状況を得られる。
年金の掛け金を払わずにそれを銀行に預けるか遊び金に使うかした者がいちばん老後で苦労する。

年金の掛け金を払わずに済ました者は老後の資金に困って自宅を手放すことになるかもしれないし、そして文無しになって生活保護のお世話になることになるかもしれない。
その頃には日本の人口もかなり減ってきているし築年数もかなり進んだ状態下にあるので、郊外の一軒屋など二束三文でしか売れやしないかもしれないし、そうなったらなったでリバースモーゲージも効かないからさらに老後の資金に困るだろう。
年金の掛け金を払わないなら払わないなりの作戦がなければきっと困る事になる。

・・・たぶん日本はそうなる。