教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

無慈悲な物乞い(笑)

2011-02-12 00:07:47 | 経済/経済/社会
北朝鮮「後で返すからさ、なっ!ちょっと食料くれよ!頼む!」と世界中に懇願
http://alfalfalfa.com/archives/2186799.html



北朝鮮が世界中に向けて物乞いをしているらしい。

昨今はどうか知らんが、かつては
「北朝鮮の人たちは食べるものが無くて困っていて可哀想だから、日本は支援してあげるべきでしょ!」
みたいな、人道主義の皮をかぶった赤い人がかなり多かったように思う。

いやこの場合、こいつらを赤い人呼ばわりするのは正統な理想を持っている共産主義者の皆さんに失礼かもしれないな。
主体思想主義者だとか朝鮮民族主義者だとかとでも言ってやるべきかな。
・・・まあそれはいいとして。



さて。

この意見は正しいのか?
日本をはじめ世界は食糧支援してさしあげるべきなのか?

否である。

なぜか?




北朝鮮の人口は2300万人。
軍隊は推定110万人。
人口の約5%を軍に使うことで生産人員を浪費している。
対生産年齢人口比でいえば恐らく何割かというレベルになろう。

日本はどうか。
人口1億2000万人で自衛隊は24万人であり、人口比でいうと0.2%でしかない。
それくらいが普通であろう。
むしろ、それくらいにしてからでなければ言うことを聞く必要はない。




かつて世界は北朝鮮に対して
「正等に国民に対して配られるとモニタリングさせろ」
と言った。

これは当然の要求である。
110万人もいる軍人のエサ代を支援してやりたいというバカは多数派ではないからだ。

これに対して北朝鮮からの回答はない。

なぜ回答がないのか?

軍が横領する気マンマンだからである。

支援国が運搬と支給業務を引き受けるというのを食料支援に対する条件として提示するのはどうだろうか?

本当に食料に困っているのなら、その条件をのむ。
配るだけでもコストがかかるため、むしろ支援してくれる人が配るところまでやってくれるならば、これ幸いくらいに思ってしかるべき条件だ。

しかし!

100%の確率で北朝鮮は絶対断る。
相手が断るなら支援してやる義理はない。




このまえ北朝鮮が中国に食料支援を求めたとき、中国は
「トウモロコシをタダでやる」
と言った。
ふてぶてしいことに北朝鮮は
「米でよこせ」
と言い放ち、中国の機嫌を損ねた。

日本側は支援の条件として核開発問題とミサイル問題と拉致問題の進展を提示した。
北朝鮮はそれを進展させるつもりは全くない。

ロシアは
「ウザいから俺を巻き込まないでくれ」
とでも言わんばかりに北朝鮮と可能な限り距離を置こうとしているし、北朝鮮もそれを感じるのか、ロシアに積極的に何かを働きかけるようなことをしているフシも見当たらない。

ということは?

北朝鮮はそこまで食糧には困っていないということである。
むしろ、外貨がないから節約のために物乞いをしていると解釈すべきものだ。

ようするに北朝鮮とは、自分が餓死しそうだから食いもんを分けてくれとご近所さんに物乞いをしているくせに、カネがあればサバイバルナイフを買って悦に浸るという、そんなどうしようもないヤツと同類である。
いくらなんでも本当に自分が餓死しそうになれば、どんなヤツでも自分のコレクションを売って食料を調達するだろう。
北朝鮮はまだそこまでではなさそうである。

つまり、北朝鮮はまだ余裕があるということだ。






追伸:

なぜ北朝鮮はああまでアレなのか?

この疑問に対する答えは「北朝鮮は共産主義側の韓国だから」ということで十分だ。

ただ、北朝鮮へ行った日本人の旅行記を読むと韓国人よりマシだったという話もあり、一概にそれだけで説明がつくものでもないかもしれない。