> あんたは自業自得なだけでしょ
> そうだよー、自業自得にしちゃえばいいのさー
> 自分のためだけに生きていれば、なにもかも自分のせいだ
> 誰を恨むわけでもないし、後悔なんてあるわけでもない
> そう思えば大抵のものは背負えるもんさ
魔法少女まどか☆マギカ第7話より。
赤貧のどん底を経験し、
信頼する者に突き放され、
自分の正義を否定され、
自らの行いにより全てを崩壊させてしまった者。
しかし!
その地の底から這い上がり、
絶望を自ら克服し、
運命と抗う術を見出し、
そしてそれを笑って話せるほどにまで強靭な精神を身につけた者。
そんな人の言う言葉は果てしなく重い。
それこそが佐倉杏子。
杏子は強い。
恐らく、魔法少女の中で誰よりも強い。
恐らく多くの者はこうはいくまい。
では、ふつうの魔法少女はどうなってしまうのか?
現時点ではそれはわからない。
これは作品を最後のほうまで見れば何かわかるのかもしれない。
ベタな話でいえば、単に精神を病んでしまうだけなのかもしれないが、それではおもしろくない。
そこで!
わたしは1つ仮説を考えてみた。
キュゥべえは、人間を素材にして魔法少女を作る。
魔法少女の体は従属的なものであり、ソウルジェムが本体である。
ソウルジェムは魔法を使うと汚れる。
(汚れるというか、消耗するというか、穢れを負うというか、そんな何かやつ)
ソウルジェムを綺麗に保つには魔女を倒して得られるグリーフシードを使うしかない。
グリーフシードには使用回数に制限があるし、魔女を倒すにしても回収できるグリーフシードの洗浄能力以上に魔法を使うわけにはいかない。
でも魔女に倒されたら死ぬ。
では。
魔女に倒された場合ではなく、ソウルジェムが汚れすぎた場合はどうなるのか?
恐らく、魔女の原型はソウルジェムが汚れすぎた魔法少女なのではあるまいか。
その根拠は?
キュゥべえの役割によってそれは補完される。
そもそもキュゥべえにとって魔女を倒す事に何かメリットはあるのか?
ない。
あくまでも、ふつうに考えれば。
キュゥべえは正義の味方であって街が魔女の手から守られたら満足するようなヤツだという仮説は成り立たないわけではないが、現実的ではない気がする。
では、真の目的はいかに?
キュゥべえにとっての目的は、恐らく食料確保(またはエネルギー確保)である。
ソウルジェムから汚れを吸い取りすぎて魔法少女にとっては使いものにならなくなったグリーフシードが食料である。
そのために魔法少女を使役して魔女と戦わせるのは理に適っているし、魔法少女を新たに作り出す動機としても理に適っている。
しかし、魔法少女は無敵ではない。
たとえばマミさんが魔女に食われたように。
だが、魔女に食われて退場というのはレアケースであろう。
よほど油断した場合にのみそうなるのではなかろうか。
なぜなら、才能もないうえに魔法少女ビギナーなさやかでさえ倒してみせるのだから。
では、一般的なケースではどうか?
恐らく魔法少女は、使おうと思えば無尽蔵に魔法を使える。
だから魔女に食われることはそうそうあるまい。
ただし。
それ相応にソウルジェムが汚れる。
そして魔女との戦いに苦戦すればするほど、ソウルジェムが汚れる。
魔女との戦いで魔法を使いすぎて消耗しソウルジェムが汚れすぎた場合はどうなるのか?
汚れすぎると魔法少女は魔女になるのではあるまいか。
魔女から分裂した使い魔が育つと魔女になるが、そんな細胞分裂みたいなのであれだけの多様性があるというのも考えにくいと思わないだろうか。
キュゥべえは人間を魔法少女にする。
魔法少女は生きる(ソウルジェムを綺麗に保つ)ために魔女と戦わなくてはならない。
魔法少女が勝てばキュゥべえのエサの元が手に入る。
しばらくすれば、汚れを吸い取ったグリーフシード、ようするにエサが手に入る。
魔女が勝つのはレアケースなので諦める。
魔法少女が魔法を使いすぎたら魔女ができる。
魔女は人間をエサに肥える。
その肥えた魔女は別の魔法少女と戦わせれば良い。
なんと良くできた捕食システムだろうか!?
グリーフシード(Greaf Seed)とは、直訳すると「不幸の種」。
もちろんそれは、人間に災いをもたらす魔女の核という意味を指しているものであると思わせる。
しかし!
キュゥべえによって不幸になった人間の魂の成れの果てという解釈もできてしまうのではなかろうか?
グリーフシードのGreaf(不幸)とは、グリーフシードそのものがGreaf(不幸)であったことを表しているのではないだろうか?
暁美ほむらは、ひょっとしたらその事に少し勘付いているのかもしれない。
一人で裏で何かを画策しているようにしかみえないし、だからこそキュゥべえと群れることを拒否しているのかもしれないというわけだ。
実は・・・
最後の黒幕は実はキュゥべえだった!
・・・って、十分ありえるよね。
最終回ではキュゥべえがまどかに倒されて、
「ボクには人間の考えていることがよくわからないよ」
と言いながら存在が消滅していくシーンってどうかな。
あってもいいかもって思ってしまうんだけど。
ううむ、見れば見るほど恐ろしい・・・。
マミさんのお食事会どころじゃないよ・・・。
> そうだよー、自業自得にしちゃえばいいのさー
> 自分のためだけに生きていれば、なにもかも自分のせいだ
> 誰を恨むわけでもないし、後悔なんてあるわけでもない
> そう思えば大抵のものは背負えるもんさ
魔法少女まどか☆マギカ第7話より。
赤貧のどん底を経験し、
信頼する者に突き放され、
自分の正義を否定され、
自らの行いにより全てを崩壊させてしまった者。
しかし!
その地の底から這い上がり、
絶望を自ら克服し、
運命と抗う術を見出し、
そしてそれを笑って話せるほどにまで強靭な精神を身につけた者。
そんな人の言う言葉は果てしなく重い。
それこそが佐倉杏子。
杏子は強い。
恐らく、魔法少女の中で誰よりも強い。
恐らく多くの者はこうはいくまい。
では、ふつうの魔法少女はどうなってしまうのか?
現時点ではそれはわからない。
これは作品を最後のほうまで見れば何かわかるのかもしれない。
ベタな話でいえば、単に精神を病んでしまうだけなのかもしれないが、それではおもしろくない。
そこで!
わたしは1つ仮説を考えてみた。
キュゥべえは、人間を素材にして魔法少女を作る。
魔法少女の体は従属的なものであり、ソウルジェムが本体である。
ソウルジェムは魔法を使うと汚れる。
(汚れるというか、消耗するというか、穢れを負うというか、そんな何かやつ)
ソウルジェムを綺麗に保つには魔女を倒して得られるグリーフシードを使うしかない。
グリーフシードには使用回数に制限があるし、魔女を倒すにしても回収できるグリーフシードの洗浄能力以上に魔法を使うわけにはいかない。
でも魔女に倒されたら死ぬ。
では。
魔女に倒された場合ではなく、ソウルジェムが汚れすぎた場合はどうなるのか?
恐らく、魔女の原型はソウルジェムが汚れすぎた魔法少女なのではあるまいか。
その根拠は?
キュゥべえの役割によってそれは補完される。
そもそもキュゥべえにとって魔女を倒す事に何かメリットはあるのか?
ない。
あくまでも、ふつうに考えれば。
キュゥべえは正義の味方であって街が魔女の手から守られたら満足するようなヤツだという仮説は成り立たないわけではないが、現実的ではない気がする。
では、真の目的はいかに?
キュゥべえにとっての目的は、恐らく食料確保(またはエネルギー確保)である。
ソウルジェムから汚れを吸い取りすぎて魔法少女にとっては使いものにならなくなったグリーフシードが食料である。
そのために魔法少女を使役して魔女と戦わせるのは理に適っているし、魔法少女を新たに作り出す動機としても理に適っている。
しかし、魔法少女は無敵ではない。
たとえばマミさんが魔女に食われたように。
だが、魔女に食われて退場というのはレアケースであろう。
よほど油断した場合にのみそうなるのではなかろうか。
なぜなら、才能もないうえに魔法少女ビギナーなさやかでさえ倒してみせるのだから。
では、一般的なケースではどうか?
恐らく魔法少女は、使おうと思えば無尽蔵に魔法を使える。
だから魔女に食われることはそうそうあるまい。
ただし。
それ相応にソウルジェムが汚れる。
そして魔女との戦いに苦戦すればするほど、ソウルジェムが汚れる。
魔女との戦いで魔法を使いすぎて消耗しソウルジェムが汚れすぎた場合はどうなるのか?
汚れすぎると魔法少女は魔女になるのではあるまいか。
魔女から分裂した使い魔が育つと魔女になるが、そんな細胞分裂みたいなのであれだけの多様性があるというのも考えにくいと思わないだろうか。
キュゥべえは人間を魔法少女にする。
魔法少女は生きる(ソウルジェムを綺麗に保つ)ために魔女と戦わなくてはならない。
魔法少女が勝てばキュゥべえのエサの元が手に入る。
しばらくすれば、汚れを吸い取ったグリーフシード、ようするにエサが手に入る。
魔女が勝つのはレアケースなので諦める。
魔法少女が魔法を使いすぎたら魔女ができる。
魔女は人間をエサに肥える。
その肥えた魔女は別の魔法少女と戦わせれば良い。
なんと良くできた捕食システムだろうか!?
グリーフシード(Greaf Seed)とは、直訳すると「不幸の種」。
もちろんそれは、人間に災いをもたらす魔女の核という意味を指しているものであると思わせる。
しかし!
キュゥべえによって不幸になった人間の魂の成れの果てという解釈もできてしまうのではなかろうか?
グリーフシードのGreaf(不幸)とは、グリーフシードそのものがGreaf(不幸)であったことを表しているのではないだろうか?
暁美ほむらは、ひょっとしたらその事に少し勘付いているのかもしれない。
一人で裏で何かを画策しているようにしかみえないし、だからこそキュゥべえと群れることを拒否しているのかもしれないというわけだ。
実は・・・
最後の黒幕は実はキュゥべえだった!
・・・って、十分ありえるよね。
最終回ではキュゥべえがまどかに倒されて、
「ボクには人間の考えていることがよくわからないよ」
と言いながら存在が消滅していくシーンってどうかな。
あってもいいかもって思ってしまうんだけど。
ううむ、見れば見るほど恐ろしい・・・。
マミさんのお食事会どころじゃないよ・・・。