教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

未熟すぎる戦争(DOG DAYS)

2011-04-27 00:02:36 | オタネタ全般
DOG DAYS 第4話。
野戦につづき攻城戦が始まった。
こんどはタイムリミット有という条件付である。

これを見てどう思ったか?

おまえら、集団戦がヘタすぎる!!!



城の構造が防御に適していない。
地理的事情があって水が引けないとしても堀は設けるべきだった。
そもそも周囲に山がありそうなのに、なぜ山城でなく平地に城を建てたんだよ。

兵の配置がなってない。
剣を持つ兵を城の門の外に配置するのは必ずしも間違いではないが、弓兵を城の門の外に配置するヤツは司令官として0点である。

歩兵の隊列がなってない。
初めっから個人の力量にまかせた戦闘をさせるようでは話にならん。

砲兵が1人なのも納得いかん。
これは人員不足という不測の事態だからしかたがないのかもしれないが、本来ならばもう1人ほど別の位置に着弾観測する人員が必須である。



わたしはミリオタではないはずなんだが・・・
こいつら、それでも説教くれてやりたいほど戦下手だ。

なんでこうなったのか?

たぶん・・・
戦争とはいうが、それで人を殺すことがないからなんだろう。

築城技術にしろ歩兵の運用にしろ、どうやったら相手に勝つか、どうやったら相手に殺されないか、そればかり考えて人類がたどり着いた結論である。
DOG DAYSのようなお遊戯の戦争ではそこまで考慮しようというヤツはいないのかもしれないわけだ。

DOG DAYSのあの集団戦がヘタくそっぷり、あれはそういう意味で意図せずリアルに表現できているのだ。



DOG DAYSの世界では毎話ごとに戦争しているが、そう書くには不釣合いなほど戦争の緊張感とは無縁のほのぼのとした世界がそこにある。
そんな争いの深刻化しない世界では、たぶんみなが良い子に育つのだろう。
こんなわたしのように人の殺し方がなっとらんと説教たれるようなヤツが現れないほどに。