教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

欧米人の見出しのセンス

2012-09-12 00:02:04 | 経済/経済/社会
「リーマンショック2封切り間近」(※1)

「ドラギ V.S. バイトマン」(※2)

「ドイツ第四帝国」(※3)

どれもたしか欧米系の金融誌の見出しだったように思う。
ひょっとしたら3つともWSJかもしれん。

こういうのを見ると思う。
欧米の見出しのセンスには関心する。

日本ではこういうことをやると意味のわからない批判が飛んでくるがために、編集部としては極力やらないように努めているのかもしれない。
だが、おもしろそうだと思うことこそが知識の源泉である以上、こういう書きかたは評価されてしかるべきだ。

日本人が金融オンチなのは、TVや新聞から伝わってくるニュースではこれっぽっちもおもしろいと感じないことが原因の1つでもあり、その片棒をかついでいるという自覚を持ってほしいものだと常々思う。
それに比べればスポーツ新聞の見出しのほうが遥かに優秀だと感じる次第である。

見出し1つでもこれだけ違うんだから何とかしろと言いたい。






【※1 リーマンショック2封切り間近】

リーマンショックと同等以上のソブリンショックが来るぞという見出し。
結局ヨーロッパ以外では封切りされなかったので案外実感がない。

【※2 ドラギ V.S. バイトマン】

イタリア出身で金バラまいて危機を回避しようとするドラギと、ドイツ代表のどうにか金バラまかずに危機を回避しようとするバイトマンの対立を、エイリアンV.S.プレデターみたいに書いた見出し。

【※3 ドイツ第四帝国】

緊縮財政の強要と金貸し側の強権の強硬行使により南欧を犠牲にして自分だけ経済成長を続けていると揶揄されるドイツの世間体をひにくった見出し。