第27回中国四国アルコール関連問題研究会
~心を病むアルコール~に昨日参加しました。
初めてアルコール問題の研究会に参加して
現実の悲惨さや過酷さが消化できず、帰宅した後も悶々としています。
いくつかの事例からわかることは
アルコールに手を出す前は、それぞれの人生の分かれ道で
うつ状態になったり、精神的に追い込まれる状況に陥ってること。
ここでサポートを探した人は大丈夫!
孤独を埋めるためにアルコールに溺れると
暴力や失業で暮らしを失い
飲酒運転による死亡事故や加害、経済的にも周囲に負担をかけ
家族からも見捨てられ、退院後に帰る場所がなく、
ますます孤独を深める結果に。
開会のご挨拶の中に、アルコール依存症になり
兄弟に迷惑をかけ続ける息子を殺し、
ご自分も入水自殺した母親が救助されたお話があったり
「この方は自殺してしまった」と声を震わせる発表者がいて、
何ができるのだろう?どうすればいいのだろう?
という現場の苦悩が痛いほど伝わってきました。
サポートの鍵は、断酒会や自助グループでの仲間の絆、
叱ってくれる先輩の存在 飲み仲間との決別
断酒に成功した人々の体験談の聞き取りから
人との出会いが人を変えてゆく様子を学ばせていただきました。
一人ぼっちを感じさせないことがよくわかりました。
ただ、
「昔は病室コミュニティが存在したが
30代~40代の患者を中心に、
病室でも1日中カーテンを閉ざし
他の患者と交流を拒絶する人が増加している。」
という心配も報告されました。
断酒会や自助グループへの参加も継続が困難のようで
再飲酒止のため断酒会に参加しない人々に対して
退院後の電話でサポートが効果を挙げる一方、
もうやめてほしいと断られて、病院と切れてしまうケースもあるそうです。
15年以上断酒した人でも逆戻りする事例では、
きっかけは、仕事が順調で忙しくなったこと。
会に参加しなくなり病院とも離れたことで、患者意識がなくなり
普通に暮らしているのだから、もう大丈夫だと思った。
完治したと判断した家族が一杯位ならOKと誘い
再飲酒が始まるという話を聞くと、
断酒は一生続けないといけないのかと驚きました。
こんなに大変な状況の中でも本人を尊重すること。
相手を性急に変えようとしないで、受け入れること。
本人の立ちなおる力を信じること。
~心を病むアルコール~に昨日参加しました。
初めてアルコール問題の研究会に参加して
現実の悲惨さや過酷さが消化できず、帰宅した後も悶々としています。
いくつかの事例からわかることは
アルコールに手を出す前は、それぞれの人生の分かれ道で
うつ状態になったり、精神的に追い込まれる状況に陥ってること。
ここでサポートを探した人は大丈夫!
孤独を埋めるためにアルコールに溺れると
暴力や失業で暮らしを失い
飲酒運転による死亡事故や加害、経済的にも周囲に負担をかけ
家族からも見捨てられ、退院後に帰る場所がなく、
ますます孤独を深める結果に。
開会のご挨拶の中に、アルコール依存症になり
兄弟に迷惑をかけ続ける息子を殺し、
ご自分も入水自殺した母親が救助されたお話があったり
「この方は自殺してしまった」と声を震わせる発表者がいて、
何ができるのだろう?どうすればいいのだろう?
という現場の苦悩が痛いほど伝わってきました。
サポートの鍵は、断酒会や自助グループでの仲間の絆、
叱ってくれる先輩の存在 飲み仲間との決別
断酒に成功した人々の体験談の聞き取りから
人との出会いが人を変えてゆく様子を学ばせていただきました。
一人ぼっちを感じさせないことがよくわかりました。
ただ、
「昔は病室コミュニティが存在したが
30代~40代の患者を中心に、
病室でも1日中カーテンを閉ざし
他の患者と交流を拒絶する人が増加している。」
という心配も報告されました。
断酒会や自助グループへの参加も継続が困難のようで
再飲酒止のため断酒会に参加しない人々に対して
退院後の電話でサポートが効果を挙げる一方、
もうやめてほしいと断られて、病院と切れてしまうケースもあるそうです。
15年以上断酒した人でも逆戻りする事例では、
きっかけは、仕事が順調で忙しくなったこと。
会に参加しなくなり病院とも離れたことで、患者意識がなくなり
普通に暮らしているのだから、もう大丈夫だと思った。
完治したと判断した家族が一杯位ならOKと誘い
再飲酒が始まるという話を聞くと、
断酒は一生続けないといけないのかと驚きました。
こんなに大変な状況の中でも本人を尊重すること。
相手を性急に変えようとしないで、受け入れること。
本人の立ちなおる力を信じること。