笑顔浴

優しい時間

脳を使う

2010年08月25日 | Weblog
週に1~2回のバイト先が夏休みに入ったので、
この1ヶ月は本来のカウンセラーペースで暮らせます。

講義の前は、下調べとお話の予行練習とプリントワークの作成
講義の後は、プリントワークの採点と平常点の集計
プリントワークをやめて、説明だけにしたら
私も学生もラクチンになるのですが
国家試験対策には効果がある気がして・・


私の説明と順番に教科書を読むのを聞くだけでは
お友だちとのおしゃべりでブロックされた脳は無反応で
50分後に本日の内容を尋ねても「???」

ところが、おしゃべりを許可しても、
自分で教科書から答えを探し、あるいは内容を要約し、
図を描いたり過去の試験問題を考えるワークを提供すると
数分後に、おそろしいほど静かになります。

自分で考えて、目や手を使って描く作業は
脳の様々な領域を興奮させ、記憶にとどめるのでしょう。

ただし、
これはデメリットだよね~と感じるのは、
高得点で達成感や満足する学生がいる一方で
作業しない学生の存在が浮かび上がること。
平常点の格差が大きいこと。

おしゃべりする相手がいなくても
「居眠り」「ゲーム」「メール」「読書」をしながら
出席点を確実にゲットできる彼らが、
平常点もゲットできるための面白い学習方法を考えなくちゃ!
と今日も悩んでいる私です。

きっかけさえあれば、頑張る人達だと思うので~

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