昨日は、松山寿司を作りました。
父が生きてるうちに、ちゃんと教えてもらえばよかったと後悔しながら
頑張りました。郷土料理というのでしょうか。
父は、おばあちゃんを手伝いしながら覚えたと申してました。
なんだか、私も作りたくなって、お正月に「今年の挑戦」に掲げました。
実は、私はバラ寿司があまり好きではないのです。
小学3生~中学は寄宿舎生活でしたので、
夏休み・冬休み・春休みに自宅で過ごせるのが嬉しい~!!
でも、待っている時間に比べたら あっというまに寮に戻る日になります。
ことごとく、その日の メランコリーな夕食はバラ寿司でした。
この地方では、行事の祝い善にお寿司を作る風習があって、一番 贅沢な献立なわけです。
栄養士さんの「ようこそお帰りなさい。これでもたべてこらえなっせ」
の心使いに気付いたのは、つい最近です。
90を超えた伯母が、昨年から父の作ったお寿司は美味しかった
もう一度食べてみたいと、よく口にするようになりました。
市内の寿司屋を捜して訪ねてみましたが、ちょっと違うんです。
今年、伯母にはいろんなことが起き、元気が萎えている様子ですが
私にできることといったら、こんなことくらい。
食欲がなく体重が落ち続けていると聞いていたので、
「お昼に食べようと待ってるのに 遅い」と文句を言われたことさえ嬉しい私です。
ごめんごめん。もしかして期待されてた??
「お父さんの味にはかなわないけど、美味しかった」とよろこんでくれました。
松山寿司の寿司酢は、えそのすり身を入れた濁り酢です。
(えそのすり身は、かまぼこやじゃこてんに使われています)
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Rp 3合の寿司米に対して
酢 80g
砂糖 65g
塩 12g
えそすり身 40g
酢の中に砂糖と塩とえそのすり身を入れて
木へらで すり身が固まらないようにかき混ぜながら
さっと火を通す。
寿司米は昆布をを入れて、水の割合1:1で炊く。
米が炊き上がったら、うちわで米を冷ましながら
すり身入り寿司酢と混ぜる。
具材は好きなものを別々に味付けして、夏なら・・・
たこ 青しそ みょうが 三つ葉 卵 えび しいたけ はトッピングに
レンコン 白ごま ニンジン 枝豆 ちりめん などは混ぜ込む具に
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えそが手に入ったら、2回目に挑戦します。
伯母からリクエストのあった、えびをすりおろして作る甘いそぼろもやってみます。