大勢の人が購入した本とは、どんな内容だろうと興味をもって
今夜は、映画を見よう!と思い立ち、映画の紹介ページを見ているうちに、
夢中でドラッカーさんの名言集を何時間も読んでしまいました。
目からウロコの名言解説はもとより、
ドラッカーさんのチャーミングなユーモアまで伝えられるのは、
小林先生が何度も講演会で拝聴し、談笑し、多くの著書を読みこみ
なにより、実生活で実践なさっているからだと感じました。
今日、私が惹かれたフレーズは、
ドラッカー名言録37
「すべての文明、あるいは国の中で、日本だけは、目よりも、心で接することによって理解できる国である」
日本人は、自発性、自立性、個性の発揮と、社会と自分を合わせることへの圧力とを
いかに調和させるかというところに「心」のあり方を見いだす。
江戸時代末期に酒井抱一が、画家の谷文晁に弟子入りしたにもかかわらず、
尾形光琳の絵を学ぶようにと助言されたエピソードを挙げてこう言っている。
西洋の偉大な教師ならば、このような才能に恵まれた若者に対しては、
「自分に合ったスタイルを見いだせ」と言うはずだが、
日本では、「まず自分に合った流派を探せ」と言う。これが自我と社会の調整の一例だとしている。(抜粋)
日本人は、社会や公(おおやけ)と調和することを大切にするので
そこから、悩みが生まれるてくるのも、自然なことかもしれない。
日本の文化について、もっと知りたくなりました。
研修会で、「輸入した心理療法は、日本人にフィットしやすく工夫される
のが望ましい」とおっしゃった先生の言葉が、今、腑に落ちた気がします。
また、「携帯電話もインターネット仮想空間もなかった50年前の心理理論が
通用しない 現代人の心の闇がある」と語ってくださった精神科医の言葉も思い出しました。
絶えず、社会に関心を持ち、にアンテナを張ることが、
ドラッカーさんのおっしゃる「表の風に吹かれろ」
「全ては陳腐化する」「革新し続けなさい」につながるかもしれません。
清清しい気持ちになったので、HPをご紹介します。
■ 映画予告 : http://www.moshidora-movie.jp/index.html
■ 小林先生の解説: http://www.portem.co.jp/meigennroku.htm