「A君、やめなさい!」
A「俺の悪口言うから」
B「言ってねーし」
A「ルサイ」
「・・・・・・」
(Bを指差して)
A「絞めて欲しいって 言った!」
「お願いされても、今の行為は いけん・・」
C「あやまりなさーい」
「頭の中で考えることまで止められないけど、
そのまま行動してはいけない。大人は我慢じゃあ」
C「このあいだ、成人式 したでしょ」
C君は、私のものまねが大変お上手なうえ、
絶妙なタイミングで、通訳くださるので
クラスの笑いを誘って、場の空気がなごみました。
じゃれあっているのか、もめているのか、
見ていてよくわからないのですが、間違っていても
その時に声を掛けないと、タイミングを逃してしまいます。
間違っていたら、ごめんなさいと謝ればいいだけのことですから
声を掛けられたのは、日頃のA君やB君とのやりとりがあるからで
平常時に私の考え方を伝えておく大切さも感じました。、
それからは、勉強を拒否しているようにみえたので
チャイムが鳴る10分前に座席を訪問し、
過去の国家試験問題をクイズ形式でA君に出題しました。
答えに困っているとB君が代弁したり、「俺も知らん」と二人でうつむきました。
正解すると小さな子供のように褒めました。
ガッツポーズといつもの笑顔が戻ったので安心しました。
「注意しても、あなたを嫌っていないよ」というメッセージが
届きますように。