家庭の、 学校の、 職場の、 病院の、 老人の、
被害者の・加害者の メンタルヘルス
交流する相手やストレスの内容が異なるから
入口となる出来事は 限りなく存在しているけど
心が健康を失っていく道筋は 似ている気がする。
私の思い通りにならないことを 受け入れざるを得ない時
拒否する思いが激しく強いほど 大きな葛藤を抱えてしまう
防衛機制が上手な私は、精神的疲労で動けなくなる経験はないけど
心の余裕を失って、過剰反応やキレた自覚はある。
平常心は心の健康のバロメーターだとおもう。
肉体的疲労が限界をこえると
身体のアラームが作動して、シャットダウンする。
昔、残業や徹夜が続き、持ち帰りの仕事に没頭した頃がある
寝る暇がないので寝ない→(睡眠不足)
食べる時間が惜しいので食事を抜く→(低栄養)
遊ぶ時間で仕事を仕上げたい→(休養不足)
故日野原重明先生は、「命は自由になる時間」だと
命の授業で教えてくださった。
私は仕事に命を費やしていたんだなあ~
のどに異物が詰まっている感覚 めまい 動悸 があるものの
頭は妙に冴えていて、休むと不安が増し 休めと言われるたびに腹が立った。
(仕事が減るならともかく、後が益々大変になるのに!)
交感神経の興奮が続いていたんだろうな・・
とうとうアラームが作動したのか
急性胆のう炎を発症して ある朝、緊急入院。
1か月の点滴生活で休養して、
周囲の人達にいっぱい助けてもらって 回復した。
今でも感謝してる。
こんな私が、メンタルヘルスのセミナー講師になるとは
夢にも思わなかったけど、反面教師として
伝えることができるかもしれない。