調味料のラベルを作りました。
相談員をしていると、自問自答するフレーズがあります。
「私は、相手に(私に)ラベルを貼っていないか?」
周囲に優しく振舞う人が、実は、服従させられていた。
弱いと感じた人が、実は、強い人だった。
ずるいと嫌われた人が、実は、誰より思いやり深かった。
「あの人」は、「こんな人」・・・と
先入観でイメージを 決めつけてしまいます。
好き嫌いを 一瞬で判断できるのは
人間の本能かもしれません。
不確かなものなのに、いったん処理した
自分の勘違いを、なかなか正せません。
私たちは、誰かとの関係性の中で生きます。
相手が弱いと、私が強くなり。
相手が強いと、私が弱くなり。
今日の関係性は 明日の関係性に ならないし
相手の対応が変われば、私の対応も変わる。
刺激と反応の組み合わせは、無限大です。
<ダメ人間>ラベルを 自分へ貼る人は 多く
そんな人が 不可能なことを、可能にしたとき、
必ず、そこに、誰かが寄り添っているのを
私は実感します。
そばに居て認めてくれる存在があるから
安心できて、勇気が出るのではないかと想像します。
私と長い時間をかけて、何度も何度も相談して
「もし強要するなら死ぬ!」と、拒否していたことでも
ある日、唐突に現れた友人と一緒に
軽々と乗り越えてしまう。
いったい あの日々は、なんだったのかと思うほど
感動したあ!
誰かの存在や、誰かとの関係性で
私たちは より良く生きることができます。
私たちは、より良く生きる役に立てられます。