味覚がイマイチでご飯がマズイという母に、
亜鉛を多く含む食品(牛肉)でもと思い
母の歯に優しいかを心配しつつ
吉野家で「すき焼き鍋膳」を食べました。
柔らかい牛肉で美味しくいただきました、ご馳走様。
春休みで、3人の男子中学生がにぎやかに入店してきました。
「あ~、俺らの席にすわっとる! いつも俺らが座る場所なのに」
少年の不満そう声が店内に響きました。
その時、どんな「想い」が自然に浮かぶでしょう。
交流分析で考えると、私は5つの考え方の中から、ひとつを選びます。
CP 「なんて自己中な中学生なんだ、うるさいぞ、黙れ」 (厳しい親)
NP 「お気の毒に。楽しみなら、私がなんとかしてあげられないかしら」 (優しい親)
A 「君達の指定席はない」 (理性的な大人)
FC 「他の席も、気分が違って面白いよ~」 (自由な子供)
AC 「やっぱり、私のことを責めているのね」 (従順な子供)
私は「君達に指定席はないよ」と思ったので
特に感情のゆれは起きなかったのですが、
興味本位で、母にも尋ねてみました。
母の耳には、そもそも少年の声が届かなかったようで、
自我状態の機能分析をするまでもなく
<知らないこと>で、心おだやかに、すき焼きを食べてたそうです。
知らなければ、心穏やかに暮らせることもあります。
疑心暗鬼になると疲れるので、
本当のことは知らなくていいよ、
知ったところで、真実かどうか もっとわからないよ
気持ちが爽やかになるものに、耳を澄ませてごらんと
声をかけたい人がいます。