「死ね!クソ馬鹿!ぶっ殺す!」
プリントを配るのが遅かった女の子への
男子学生の軽い冗談を咎めました。
そのまま、スルーできたけど、
彼らの云うところの「めんどくさい」先生を選びました。
「悪気がないのはわかるけど、人に向かって死ねと言うな。
それを聞かされる私の 不快さをどうしてくれる?
授業中にその単語は発声禁止じゃあ 」
と、強要しました。
感情的な叱り方に、よほど驚いたのか
それから彼の口癖を聞かずに済みました。
卒業が近づいて、最後の授業で
「○○君のご協力に感謝してま~す」と話すと
クラスメートは、口々にブーイングで
「こいつ、まだ、なおってないんで~」と実態を教えてくれました。
社会人になった彼は、
今頃、可愛がってもらっているかなあ
使い慣れた言葉が、とっさにでてくるから
普段から美しい・優しい言葉を使いましょうと
呼びかけている私ですが、
実は今、使うタイミングを考えている単語もあります
「アホ やなあ~」
「ボケ とんよ~」
「カス だろ~」
凄く困ったときに
論理的・客観的かつ冷静では、とてもいられない。
他者をののしり、悪口を言えない相談者に出逢うと
言葉にできない想いを想像して代弁してみたり
代わりに 私が怒ってみせたりすることで
ご自分の気持ちに気付いてもらえることもあります。
もっと、怒ってもいいんだよって伝えたい。
怒りを消化しないと、その先に進めないです。
立派じゃない相談員の方が 何でも話しやすいと思うから
なんだか私、だんだん ガラの悪いカウンセラーに
なってきたかもしれません。