笑顔浴

優しい時間

仕事に慣れるサイクル

2012年07月13日 | Weblog

キャリアトランジションサイクルモデル

を提唱した、ナイジェルニコルソンという人がいた。

趣味でも仕事でもボランティアでも家事でも

ワンパターンのプラスのスパイラルを続けるという。

 

準備段階→遭遇段階→順応段階→安定化段階→準備段階→・・・

準備段階では、恐怖や嫌悪 あるいは楽観・・・「そんな仕事が私にできるのだろうか」

遭遇段階は、実際にやってみても、失敗が続くので不安後悔が広がる・・・「この仕事は私に向いてない 私は情けない人間だ」

順応段階は、慣れてきて、できることが徐々に増え、自信もできてくる・・・「面白い! 楽しい やりがいがある」

安定化段階になると、習熟して、物足りなくなり新たに冒険を企画する・・・「もっと極めたい 今のままではつまらん」

今度の準備段階は、過去の準備段階よりハードルの高いチャレンジである。

 

うまくできず、辛いのは、

本来、自分はちゃんとできる人間であると考える人だけ

こんなはずはないと抵抗を感じるから辛くなる

だから、辛さをバネに努力してうまくゆく。

 

「私は駄目だ」という人の半分は自己肯定感の乏しい人。

うまくゆくと、いつもと違うから違和感を感じ、

「やっぱり私は駄目だ」と思えないから、不安に陥る。

「おかしい。この先、どんな不幸に遭遇するのか?

うまくいったかに見えて、実はこれも失敗か罠に違いない。」

なにがなんでも、うまくゆかない状態にしようとするのは

そんな状況が落ち着くのかもしれない。

 

こうなると、個人の受け取り方次第かなと思えてくる。

だとすれば、毎日上手くいったと思えるにこしたことがないね。

 

 

 

 

 

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