6月からアマゾンプライムビデオを契約したので
観放題の映画を手あたり次第に観ています。
直ぐに夕方になってしまい
1日のうちに、人生を何回も 生きた気分で
若干、疲れも感じるんだけど。
今日は、「ベンジャミン・バトン数奇な運命」を観ました。
80歳の老人の体で生まれた赤ん坊は、父親に捨てられ老人施設で成長する。
老人の姿をした幼いベンジャミンは、5歳の少女デイジーと出会って
親しくなり ひかれあって、やがて恋人に。
二人は、ひとり娘の両親になるけれど、
老いると 外見が若返ってゆく父親ベンジャミンは
苦悩の末、母娘の前から去ってしまう。
その後、彼は児童として保護される。
持ち物からデイジーに連絡がきて、
老人施設で二人は一緒に暮らすのだけど、
少年は認知症で、自分が誰だかわからない。
老婆となったデイジーに抱かれて
赤ちゃんの姿で 亡くなる物語。
二人が同じ年頃で過ごせるのは、わずかな時間だけでした。
もしかしたら、実年齢と身体機能の違和感は
トランスジェンダーの性自認の違いと、似た感じかしら。
魂が愛し合うなら、外見は関係ないっていうけど
逆に、外見の重要さが迫ってくる感じ。
私の75歳のバースデイに、25歳の若い身体機能になると
同年代よりも50年分の経験や知識が多いわけで、
優秀な仕事ができるかもしれないです。
さて、私も無事に元気な「高齢者」になれました。
病気の後遺症で身体がかなり不自由だから、
今月から「後期高齢者」になっていいよと
お役所から申請書と通知をいただき 思案中です。
先に亡くなった友人を想うと
健康は当たり前じゃないし
事故や災害や犯罪被害を避けて
今日まで生き続けてこられたことを
ここらで ひとまず喜んでおきましょう。
明日、何が生じるかわからないですもんね。