笑顔浴

優しい時間

わからない ビビる

2021年07月30日 | Weblog

産直市で思いがけない 生のライチ

 

昨夜の勉強会は 逐語検討会

随分久しぶりだった。

逐語とは、相談を録音して

逐一、文字に起こす。

それを読み直し 最後に、

相談の全体をふりかえって

セルフコメントを書いて仕上げる。

 

カウンセラーがペアになり 

ロールプレイで相談の腕を磨く演習なら

検討会で、自分の改善したい対話を選び

この場面でどんな 工夫や注意があるか

皆さんの意見を参考にしたいのでよろしく。

と、提出者は期待する。

 

リアルな相談で スーパーバイザーの指導

を受ける時には、相談者の許可が必要。

 

痛い経験豊富な私なので(失敗が多いからね~)

毎回、提出者の役に立つコメントを伝えたいと願う。

たとえば、昔、SVから私がいただいたコメント

わからない時は、「わからない」と伝えると話が具体的になる。 

(わかったつもりになっていたら、堂々巡りに陥ったケース)

わからないことは 恥ずかしくない。

そもそも、わかりたくて傾聴するんだもの。

 

「Aですか?」というと

「Aなんてとんでもない、Bだ」と返事をもらうこともしばしば。

何度も訂正や否定が続いて くじけるのは、

Aこそ正しいと執着しているからで

私まで否定された気分になると ビビる。

「違う!」「そうじゃなくて」「それは関係ない」などと

次に また言われたらどうしようと不安になって

対話ができなくなる。

「そうか、あなたはAじゃなくて Bなのね!」

Bだとわかってよかったわい と考えた方が自由に語り合える。

BがCでもDでも、なんでもいいのだと 今なら思える。

 

ライチの固い殻、棘ではない突起

これは私が 防衛体制に入った時の

こころに似ているね。

 


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