一昨日から寒波が入り込んで、寒い日が続いています。
これでも例年並みと言うことですから、今まで如何に暖かかったか。
月末までは寒の戻りがありそうで、もう少し辛抱が必要のようです。
この写真は蝦夷立金花。
読みにくい漢字ですが、エゾノリュウキンカ。
これならしっくりくるという方も多いと思いますが、本州でも高山の湿地などによく自生しています。
最も本州ではただの「リュウキンカ」ですが・・
この花は事務所前の雑木林の一角にも自生していて、こんな身近な場所で見られるのがいかにも北海道ですよね。
回り込まないと見えないのですが、先日観察に出かけたらすでに10日も早く咲いていました。
日差しが強かったので、曇った日にでも撮影しようと昨日出かけたのですがどうも様子が変です。
茎の部分からしおれており、ほぼ全滅状態。
そういえば昨日の朝は放射冷却現象が起こり、美瑛での気温は氷点下6度までさがったということで、霜にやられたようです。
ようやくアスパラも芽吹いたところですが、こちらもほぼ全滅。
予想以上に気温が上がったりまた下がったりと、困惑しているのは人間だけではなくて、むしろ動植物のほうが強いようです。
《エゾノリュウキンカ》CANON EOS-5D 24~105mm f4 RAW