このあたりではカラマツのことをらくようと呼ぶ。
そんな事から私はカラ松林の事を落葉松林と書くことがあります。
今日の写真はその落葉松林。
すっかり葉を落とした枝先にうっすらと新雪が降り積もり、端正な佇まいを見せています。
ほぼ垂直にスッと天に向かって伸びるこの木は、美瑛の丘によく似合う。
もしこれが松の木や杉だったら、ここまで洋風なイメージにはならなかったのではないでしょうか。
様々な要因が幾重にも重なって、この美瑛という類い希な景観が出来上がっているのです。
その中の一つでも欠けてしまうと、このイメージは崩れてしまう。
もし日本遺産なるものがあれば、真っ先に登録してこの景観を後世に残すべきであると考えます。
皆さんはいかがでしょうか。
Canon EOS5D MarkII EF70-200mm F11 AE