菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

奥村 土牛展

2019年02月23日 | 美術館巡り
山種美術館で行われている「奥村 土牛」生誕130年記念を見てきた。
土牛の作品は、今までも日本画の巨匠達などと銘打った展覧会では、何点かは見てはいましたが、これほどまでの展示数を一同に見たのは初めてでした。
それはそれは感動ものでした。
土牛は静物から小動物、花、鳥、風景、人物など多岐に渡っていますが、そのどれをとってもかなりの存在感がにじみ出ています。
まるで定規を使って書いたような直線、またその逆に炭をぼかして表現するなどそのテクニックもさることながら、すべてが話しかけてくるような存在感がありました。
時間があったらもう一度見てみたい。

やはり芸術というのは奥の深いところで、複雑に何かが絡み合ってできているんだな。
土牛はこう言っています。
「芸術に完成はあり得ない。どこまで大きく未完成で終わるかだ」と。





<この吉野は撮影可能でした。>


<この吉野は撮影可能でした。>


<この吉野は撮影可能でした。>