昨夜のことです。
長女が「いた、いた、いたぁー!」と騒いでいます。
なんだ、なんだ、と行くと、押し入れの中にネズミがいるとのこと。
実は、一カ月くらい前から、我が家にネズミが出没していたのであります。
あっちで見た。と言えば、そのあたりにネズミホイホイを設置。
こっちでパンがかじられていた。となれば、そのパンをエサにネズミホイホイを設置。
あそこをネズミが通った。となれば、そこにもネズミホイホイを設置。
そんなこんなと、ネズミ捕獲作戦を実施していたのですが、効果なし。
最後にチューチュー、カリカリとネズミの気配があったのが押入れ。
もちろんネズミホイホイを置きました。
そして毎朝、確認しますが入っていません。
ちなみに奥さんは、ネズミが大嫌い。
ネズミと聞くだけで、ゾーッ!とするほどです。
そのため、押入れを開けることができず、自分の物は別のところに移動させるという有様。
そんな奥さんですので、ネズミ発見となれば大騒動。
「早く、早く、お父さんなんとかしてぇー!」
もうジタバタと大変です。
もちろん相当離れたところからですが・・・。
そこで、私が出動し、押入れを開けてみますと、小さなネズミの姿を発見。
ネズミホイホイの粘着部分に片足がひっついているだけで、バタバタと暴れています。
これは、もう少しでとれてしまいそうです。
そんなことを言っていると、奥さんは離れたところから、「早くなんとかしてぇー!」と絶叫です。
こうなれば仕方なし。近くにあったタオルで掴みました。
そして、そのままゴミ袋へ。
すると今度は、「それ、どうするん?」と悲壮な顔つき。
ゴミ袋の中でタオルを上げてみますと、ネズミが絡まっています。
「ギャーッ!」奥さんの叫び声。
とにかくネズミの姿が視界に入った途端にパニック発生。
すぐに袋の口を縛りました。
それから、そのネズミ入り袋をどうするかです。
「踏みつぶしてしまえ。」「水につけて溺れさせろ。」などむごい言葉が飛び交います。
とてもそんなことができない私は、風雨が吹きすさぶ台風のさなか、車に乗り琵琶湖岸へ。
そこで袋を開け、タオルに絡まっていたネズミを出し逃がしました。
これで一件落着。
我が家のネズミ騒ぎの終息です。
奥さんも安心して眠れると喜んでいました。
私も大嫌いなカエルが家の中に入ってきたら大騒ぎ。
もうパニックです。
そんな時は、奥さんがひょいとカエルを掴んで、外へポイッ!
これが我が家の持ちつ持たれつであります。