半月ほど前から、右の奥歯あたりの様子がおかしい。
ひょっとして、虫歯? と思いながらも、様子を観ていました。
症状的には、「痛くて仕方が無い。冷たいものが浸みる。」なんて辛くひどいということはありません。
しかし、何かうずくような感覚があります。
物を食べるときに、そのうずきがちょっと増します。
やはり虫歯ができてきているのか?
いやいや疲れか゛溜まっているのでは?
ひょっとして気のせい?
しばらくすれば治る?
など、歯医者さんへ行きたくない理由を思い描きます。
もちろん前向きな考え方はせず、ズルズルと引きのばしているだけ。
実は、奥さんも歯痛の症状が出て、意を決して歯医者さんへ行ったところ、以前治療し被せがしてある歯に虫歯が再発。
早めの処置開始だったことから、期間も短くて済み、すべてに幸いしたとのこと。
そんな例もあったので、やはり早めが寛容と腹を決めました。
そして数年ぶりに歯医者さんへ行きますと、以前から知り合いだった受付のKさん「ぼたもちさん、久しぶりです。」と声を掛けてくださいます。
「いやぁ~。できれば来たくないところですし。」と苦笑しながら受診理由を記入します。
しばらくして、名前を呼ばれて診察室へ。
椅子に座りますと、歯医者さんが「ぼたもちさん、久しぶりです。」と声を掛けて頂きました。
「いやぁ~。御無沙汰してます。」とまたまた苦笑です。
それから症状を伝え、処置の開始です。
まずは、歯の掃除、歯と歯茎の検査をきれいな女性がしてくださいます。
いつも思いますが、歯医者さんの歯科助手さんや技工士さんは、きれいな女性の人が多い。
今まで、男性や年配の女性の人に出会ったことが無いような感じがします。
それはともかく、親切に声を掛けながらしてくださるのですが、私は緊張気味。
痛いのはイヤだ。痛かったらどうしよう。すぐに合図をしようか、それとも、大人だし辛抱しようか。いやいや無理は禁物などと考えながら、体は硬直しています。
そうすると、何故か汗が・・・。
じっとしているのに、結構汗をかいてしまっている私。
早く終わることだけを念じている次第。
そして、レントゲンです。
その後は、先生の出番。
「ぼたもちさん、虫歯では無いようです。歯槽膿漏も大丈夫。」
これを聞いて、ホッと一安心の私。しかし、次の言葉は、ビビッてしまいました。
「右奥の親不知が大きくなってきていて、奥歯を圧迫してきています。」
「そのため、押さえられてきた奥歯が痛み出しているのです。」
何と、親不知の仕業か。
と言うことで、どうすれば良いのかとなりました。
「親不知は相当深くにあるため、抜くとすれば大変な処置をしなければなりません。」
これで、私はビビッてます。
「とにかく歯を削って、噛み合わせを良くすれば、食べるときの痛みなどは緩和されるでしょう。」
「今回は、その処置をして様子をみましょう。」となりました。
これで、ビビリもマシになりました。
それから、歯を削ります。
キーン!シュー!ガリガリ!など、あの機械音、研磨音は大嫌い。
またまた冷や汗が出てきます。
それでも虫歯と違うため、おかげさまで痛みはありません。
そんなこんなで今日のところは、無事終了。
削って噛み合わせを観て、また再来院することになりました。
やはり歯医者さんは、緊張します。
数年ぶりに行きましたが、どうしても好きになれないところだと、認識を新たにしました。