昨年の7月に岩手県大槌町へ11日間支援に行っていたことで、「今はどうなっているか?」との思いから、今年の7月に「それでは、行って見よう。」と思い立ちました。
そこで、同行する方を募ったところ、5名の方の賛同を得て、出発することに。
事前に色々と現地での行動について画策し、大槌町のボランティア活動をメインに、その他の被災地も巡りながらの旅を企画。
旅の経費を抑えつつ、たくさんの荷物の収納と現地での効率よく廻るための足として、コンちゃんの釣り車を拝借することに。
9/15の早朝3:50、真っ暗の中6名が集結。
荷物を積み込み、旅の安全を願いつつ、一路岩手県宮古市を目指し、高島を出発しました。
今回は、全員が職場の同僚と言うことで、気心が知れたメンバーばかり。
男性陣はⅠ氏、H氏、私。
女性陣は、S女史、K女史、O女史。
初日は、とにかく走るばかりの移動日となります。
コンちゃん釣り車は、大きな車で楽チン走行、それに何かと装備も充実していて、快適です。
まず、木之本ICから高速へ。
ちなみに北陸道から行く方が距離的にも短くて済みますが、走ったことのない道も走りたくて、別ルートとして中央道からを選択です。
まだ、真っ暗の中、一同はテンション高め。
運転は女性陣にも交替し、走り続けます。
やっと陽が昇りかけてきました。イイ天気です。
朝の4時に出発してから、3時間、朝食です。
駒ケ岳SAに寄りました。
まだ7時ですが、たくさんの人です。3連休の初日で、イイ天気だからかも。
と言うことで、皆さん朝食バイキングで、ガッチリ!
それからは、走って走って走って・・・。
途中で、気合いを入れて、走って走って走って・・・。
この日のお昼はと言うと、栃木県付近でしたが、少し渋滞になるほどで、SA・PAも大混雑。
かろうじて寄れたところで、やっと買えたパンを昼食に。
名物食べ歩きを考えていましたが、込み過ぎていました。
その後も走って走って・・・。
やっと有料道路の最終地となる釜石道の東和インターに到着。
ここで、夕方の4時。出発から12時間経過です。
走行距離は、950キロ。
通行料金は、お得感たっぷりの8350円。土日割引の恩恵です。
それからは、国道を走り、途中の道の駅遠野で休憩。
ここは、昨年も立ち寄りましたが、産直の美味しそうなものがいつも売られています。
今回も、大好きなトウモロコシ(茹で)がありましたが、夜の海鮮料理に向けて辛抱、辛抱。
それからは山道を抜け太平洋岸の釜石へ出て、大槌町、山田町を通り、やっと本日の宿泊地岩手県宮古市へ到着。
時刻は、夜の7時ちょっと前。1088キロの遠い遠い道のりでした。
今回の宿泊は、昨年もお世話になったセントラルホテル熊安さん。
昨年は、津波の被害が残っていましたが、今年は、すっかり復旧されていました。
9/15は、たまたまでしたが「みやこ秋まつり」が開催されていて、ホテル前の道路もこんな感じ。
お祭りを見ながら、夕食へ。
場所は、「蛇の目 本店」さん。(朝、撮影)
いつも賑わっている人気店です。
しばらく待って案内されたのが、正面の道路に面した2階の部屋。
外は、賑やかな駅前通り。
外を見ると・・・。
こんな船山車などが目の前に。
と言いながら、まずは乾杯!
そして、またまた外を見ると、こんな光景。
後は、メニューを見て、次から次へと三陸のウマいものをがっつりです。
お刺身最高!!
オッと、またまた外は次の船山車が・・・。
お座敷では、サンマのお刺身も最高!!
後は、牡蠣にホタテに・・・。
無事到着を祝って宴は盛り上がります。
オッと、またまた外には・・・。
そして、最後はガッツリの海鮮丼。
いやぁ~、実にウマかったぁ~。
この後は、ホテルに帰って、さすがに疲れて全員バタンキュー。
宮古の夜を堪能でした。
翌朝、私は朝の6時前から早朝の街中散策。
復興の様子を見ながらの散歩です。
市役所も津波に襲われたため、危険な場所なので、今後は移転されるようです。
この屋上から撮影されていた、津波が襲ってくる映像は衝撃でした。
4mはある堤防ですが、津波は軽く超えてしまいました。
今は、穏やかです。
街中では、空き地が目立ちますが、そのままの家も・・・。
辛い光景は、まだまだ残っています。
そんな中、昨夜の船山車を発見。
たまたまお祭りの夜に来たことで、とても楽しませてもらいました。
そして、とても軽快な音頭で元気な宮古を感じました。
続いて、JR宮古駅。
早朝6時半。日曜日の朝ですが、立ち食いのお店は繁盛中。
大いにそそられましたが、ここは我慢、我慢。
JRの隣には、三陸鉄道の駅があります。
ちょっとお邪魔させていただきました。
駅舎の中には、「がんばれ三鉄!!」とメッセージがいっぱい。
大変な地方鉄道ですが、がんばって欲しいです。
そうこうしながら、ぼちぼちホテルへ戻らねば・・・。
途中で見かけた身に覚えのある看板。
昨年、ガッツリ食べた焼肉屋さんと地元の若者漁師さんたちと楽しんだスナックでした。
ホテルへ戻り、今日のボランティア作業に向けて、がっつり朝食を摂りました。
これで、がんばれる。
部屋に戻ってテレビを付けると、昨夜のお祭りの様子がニュースに流れていました。
昨年の7月に比べて、街の中はとてもきれいなっていました。
それと、新しく建物も改築改装されていました。
しかし、取り壊したままの空き地も目立ち、まだまだ大変な復興への道のりがあることを感じました。
続きは、今回の旅の目的、大槌でのボランティア活動です。