朝の9時に、恐る恐る下剤の封を切る。

中には、透明な入れ物と薬が入っている。

その容器に、2リットルの水を入れ、ワッサワッサと溶かして、下剤の作成が完了。

さぁ、いよいよと気合いを入れて飲み始める。
一時間で1リットルのペースと言うことで、ゆっくりと飲んでいく。

味は、さほど抵抗は無い。
しかし、飲み進めるにつれて、何とも言えない後味を感じるようになり、不快感が増幅。
ちょうど一時間となったころ、お腹が変な感じ。
キターッ! トイレへ駆け込む。
そして、下剤を再開。
すると、キターッ! トイレへ駆け込む。
しばらくすると、トイレでの出方が、スゴイ状態に変化してきた。
水道の蛇口を一気に開いたような出方になった。
それでも、下剤を飲み続け、2時間で終了。

後は、出すだけである。
なんやかんやで、最終的には、透明な状態になった。
ヤレヤレである。
そして、病院へ。
受付を済まし、検査衣に着替える。

もちろん、お尻の部分には、大きな穴が。
名前を呼ばれて検査台に横になる。
ちょっぴり緊張している。
さぁーて、観念をしてお尻を開放する。
グリッ! グニュ! ヅボッ! グシュッ!
いやぁーな、感触が続く。
やっと、小腸付近まで来た。
これからが大変である。
空気で腸を膨らませながら、ゆっくりしっかりとカメラを抜く方向へ動かし、状況を確認。
きれいな腸の内部が画面に映し出されている。
すると、ありました。
まだ小さなポリープを2個発見。
今日の段階では、切除や生検は行われず、結局一年ほど様子を観ることとなった。
とりあえず終了。
着替えて待合室に出てくると、紅茶が運ばれてきた。

緊張が続いていたので、なかなかイイ心づかいである。
また、来年きます。ということで今回は、帰ってまいりました。
まずは、一安心。
それからは、腹が減りだし、夜ごはんは、食べ過ぎてしまった。
その後、奥さんといつものウォーキングへ。
釣りバカコンちゃん宅前に近づいたところ、行列ができている。
なんだぁ?
どうやら、今日は大漁だったようで、鯛など18と青を8ほど釣った模様。
そのため、その大量の魚の配給が行われていたのである。
やりやがったなぁー。と自分の一日との違いを悔しがり帰ってきました。