覚悟を決めるときがある。
いつの時代でもそうだった。
大切なものを守るために、言わなければならないことがある。
曲げてはならないことを伝えるために、真剣になる時がある。
子供たちに笑いかけながら、ブライアンがふと見せる面差しには、プロの顔があった。
全力で話しかけなければ、子供たちは応えない。
彼はそのことを良く知っている。
ジョークと笑顔の陰に、彼の真骨頂がある。
私はそんな彼が好きだ。
琵琶湖を想い、
福島を憂い、
シリアを語るとき、
彼の眼には強い光が宿る。
私も彼に習いたいと思う。
強く主張し、果敢に行動することが、時には必要なこともある。
人は、そのことを忘れてはいけない。