驚いた。
昨日(16日)どうしても京都へ出かける用があり、11時頃に家を出た。
JRが動いているということだったのでJR瀬田駅に行ったが、膳所で路肩が崩れ線路が浮いている状態だという。
復旧の見込み時間がわからないとのことだった。
国道1号線は逢坂峠で崖崩れらしい。
名神も京滋バイパスも通行止めだった。
奇跡的に湖西線が動いているという情報を頼りにJR大津京まで車で向かった。
途中、渋滞の近江大橋を通過中に、車から降りて琵琶湖の写真を撮った。
かなり水位が上昇している。
大津では15日に170mm、16日に158mmの雨が降り、単純に言っても30cm以上水位が高くなっているはずだ。
集水域からの流入を加えればもっとだろう。
浜大津近辺は、路上に水があふれ出していた。
近所の人たちは怖かったことだろう。
やっとたどり着いた湖西線も、山科で路肩崩壊があり運休とのことだった。
もしやと思って、山中越えに向かって車を走らせた。
だが、ここもがけ崩れで通行止めになっていた。
ひょっとしてと思って湖西道路に行ったら、何と、ゆっくりながら車が走っている。
こうして山科を経て烏丸三条に5時間かけて到着することができた。
改めて知った、滋賀県の災害に対する交通脆弱さだった。
何とかしないと、地震が来ればどうしようもないではないか。
湖上交通の整備も含めて、見直しを早急に行ったほうがよい、と実感した長い1日だった。
ちなみに帰りは宇治から京滋バイパス経由で帰った。
2時間弱で我が家にたどり着けた。