怒り

今日は、有休をとって映画を２本観に行きました。
ちょうど仕事が余裕ある感じなので、ついつい観たい映画があるとね。
１本目は再上映で今日まで上映の「怒り」。
映画の内容と渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、広瀬すず、綾野剛、
宮崎あおい、妻夫木聡という俳優陣を見て、この映画は観たいと思っていたので、
今日は、このために休んだと言ってもいいくらいだ。


あらすじは、犯人未逮捕の殺人事件から1年後、千葉、東京、沖縄という3つの場所に、
それぞれ前歴不詳の男が現れたことから巻き起こるドラマを描いた。
東京・八王子で起こった残忍な殺人事件。犯人は現場に「怒」という血文字を残し、
顔を整形してどこかへ逃亡した。それから1年後、千葉の漁港で暮らす洋平と娘の愛子の
前に田代という青年が現れ、東京で大手企業に勤める優馬は街で直人という青年と知り合い、
親の事情で沖縄に転校してきた女子高生・泉は、無人島で田中という男と遭遇するが・・・。
吉田修一の同タイトルの小説が原作。


いや～、３か所でのストーリーが同時進行でそれぞれに怪しい身元不明人と
その周りの人との人間関係と猜疑心がどんどん膨らんでいくところの
描き方が凄い。１つに関しては、怪しいとは思っていないままのところもあったけど。
自分としては最初はあまり怪しくないんじゃないかと思っていたところが、
途中から、あれ？案外ここもありか？となったところが犯人でした。
３か所のストーリーの展開のピークのもってきかたの合わせ方とか編集も素晴らしい。
ストーリーが３つあるせいか、話に引き込まれていきますね。
２時間超える映画だけど、そんない長いとは感じないんじゃないかなあ。
観に行って良かったですね。










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