アリノトウグサ科アリノトウグサ属の「アリノトウグサ（蟻の塔草）」。草丈は15～30センチでヒョロヒョロとした茎が地面近くに何本も伸びている。雄性先熟で先日雄性期の花を見ていた。写真は雌性期のもので花の大きさは2ミリほど。先端に毛状の柱頭が拡がってきた。果実は秋に熟す。
奥高尾“日影林道”の沢沿いに咲く「ミツモトソウ（水元草）」。バラ科キジムシロ属の多年草で花期は7～10月。全国の山地の沢沿いに生育し、沢の水源に咲くということから「ミナモトソウ」とも呼ばれている。春に咲くキジムシロやミツバツチグリに似ているが、茎は直立し草丈は50センチ以上になる。
