goo

ミヤマウズラ・1~奥高尾1

 今年も会うことができた「ミヤマウズラ(深山鶉)」。ラン科シュスラン属の多年草で草丈は15~20センチ。8月頃に花茎に長さ1センチほどの小さな花を10個程度付ける。花は鳥や天使が翼を広げたように見える。側萼片の先端の茶色い斑点がまるで目のように見えるのが可愛い。これは奥高尾の林道脇のもの。
コメント ( 20 ) | Trackback ( )

アオノリュウゼツラン・2~葉

 南大沢4丁目の全薬工業研究センター敷地で見られる「アオノリュウゼツラン(青の竜舌蘭)」。キジカクシ科(←リュウゼツラン科)リュウゼツラン属の多年草で、鋭いトゲがある肉厚の葉を竜の舌に見立てている。数十年に一度花を咲かせてその後は枯れてしまう一回結実性植物で、タケと同じ性質。数十年掛かって作る養分は厚い葉に貯めていき、開花期になると養分は葉から花茎に送られて高く伸び、下の葉から枯れていく。葉に斑がある変種が先に日本に入ってきて“リュウゼツラン”の名前を付けられてしまったので、後から入ってきた斑の無い基本種のほうに“青の”という名前が付けられている。
コメント ( 7 ) | Trackback ( )

ミヤコグサ

 マメ科ミヤコグサ属の「ミヤコグサ(都草)」。花期は春~初夏なので花は見られなかったが、ワタリミヤコグサとの葉の違いを確認しておこう。中央のものがミヤコグサの3小葉で卵形~楕円形をしており葉柄の基部に2枚の托葉が見える。右側がワタリミヤコグサの3小葉でミヤコグサとの違いがわかる。
コメント ( 6 ) | Trackback ( )