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ツチアケビ・2~果実

 47年前の今日、昭和49年8月8日午前8時8分に私は親友2人と横浜市神奈川区の“青木橋”から自転車で出発し、東海道、山陰道を18日間で山口県まで約1,300kmを走った。毎年8月8日を迎えるとあの日の“青木橋”を思い出す。恐いもの無しの若いだけが取り柄の青春の1ページだった。8月8日は私にとっては誕生日と同じくらい大切な記念日だが、今回の“東京オリンピック2020”を思い出の記念日にするオリンピアンも数多いだろう。今朝のレースで引退を表明しているマラソンの大迫傑選手はまた新しいスタートの日でもある。
 写真は“池の沢谷戸”に生育する「ツチアケビ(土木通)」。ラン科ツチアケビ属の多年性菌従属栄養植物で6~7月に風変わりな花を咲かせるひとつの果実の長さは10センチほどで、この形を“アケビ”に見立てている。
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メダラ

 “東京オリンピック2020”が今日閉幕する。開催までには新国立競技場のデザイン変更、エンブレム類似問題、組織委員会会長交代、マラソンの札幌開催、企画関係者の過去の問題行動等々、様々なトラブルが発生した。最大の問題はコロナ禍真っ只中という状態で世論が大変な逆風だった。しかし今日何とか閉会式を迎えることができて一安心。連日、日本人選手の大活躍に興奮しインタビューの言葉に大いに感動した。日本の金メダル獲得数は1964年東京大会、2004年アテネ大会の16個を大きく上回って何と27個。メダル獲得総数も58個でリオ大会の41個を大幅に更新した。改めて選手や関係者の皆さんにお祝いとお礼を申し上げたい。
 写真は大学セミナーハウス付近の道端に咲いている「メダラ(雌惣)」。ウコギ科タラノキ属の落葉低木で幹や葉のトゲがあるタラノキを品種改良してトゲを無くしたもの。タラの芽は春の風物詩だが、メダラはその収穫の際にトゲに悩まされることが無く、市場に出回っているタラの芽はメダラが多いようだ。タラノキは雄性先熟で、写真は雄性期が終わり雌性期になった花。
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ヤマニガナ・1~山の日

 今日は“山の日”。東京オリンピック2020開催に合わせて、今年に限り、”海の日”を7月22日(オリンピック開会式の前日)、“スポーツの日”を7月23日(開会式当日)、そして閉会式の今日も祝日にした。
 写真は長池公園“雑木林トレイル”に咲く「ヤマニガナ(山苦菜)」。キク科アキノノゲシ属の一年草もしくは越年草で草丈は1メートルほどになる。茎頂に直径1.5センチほどの花を多数咲かせる。

♪♪山は山は山は 心のふるさとよ
  山は山は山は 仲間のふるさとよ
  雪と岩と森に 生命(いのち)を燃やし
  山は山は山は きみらのふるさとよ
  山は山は山は みんなのふるさとよ
  花は鳥と星に 親しみながら
  みんなとともに 行こう山へ行こう
  みんなとともに 行こう山へ行こう
(『山は心のふるさと』
作詞・作曲:赤星正明 歌:芹洋子 平成28年)  
(JASRAC許諾第J210129422号)
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