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ブナ・5~結実

 ブナ科ブナ属の「ブナ(ぶな※)」。標高の高い冷温帯林に生育するが標高599メートルの高尾山では珍しく70数本が確認されている。これは江戸時代の小氷期や富士山噴火による気象変化でこの地域に生育したと考えられている。写真は結実した若い果実で大きさは1.5~2センチ。イヌブナよりはずいぶん大きい。果実は秋に熟し殻斗が割れると中から2つの堅果が出てくる。残念ながら現在の高尾山は温暖な気候であり、ブナが果実を稔らせても発芽して大きく育つことはない。
 ※“ぶな”の漢字は木へんに無。
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イヌブナ・5~結実

 ブナ科ブナ属の「イヌブナ(犬ぶな※)」。本州~九州の山地に生育し樹高は20メートル以上になる落葉高木。先日、開花を確認したが写真は結実した若い果実。長さ7~8ミリで殻斗に包まれて2つの果実がある。果実は一年成りで秋に成熟する。
 ※“ぶな”の漢字は木へんに無。
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セイヨウシャクナゲ

 片倉城跡公園に植栽されている「セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花)」。ツツジ科ツツジ属の常緑低木で樹高は2メートルほど。ヒマラヤ地方の野生種をヨーロッパで品種改良し昭和時代初期に渡来した。4~5月に赤やピンクや黄の多彩な花を咲かせ公園樹や庭木として人気がある。
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