オトコヨウゾメ･1～開花

　平山城址公園の林内で見つけた「オトコヨウゾメ（男莢迷）」。ガマズミ科（←レンプクソウ科←スイカズラ科）ガマズミ属の落葉低木で花径は7～8ミリ。“ヨウゾメ”はガマズミ類のことをこのように呼ぶ地方があるが“オトコ”の意味がわからない。

モミジバスズカケノキ･2～雄花序

　北野公園外周の浅川沿いに植栽されている「モミジバスズメカケノキ（紅葉葉鈴懸木）」。スズカケノキ科スズカケノキ属の落葉高木で樹高は20メートルほど。雌雄同株雌雄異花で春に球形の花序を垂らす。写真は雄花序で花粉を出し終えると長さ1センチほどの毛状の花糸がポロポロと落ちていく。

ニガイチゴ

　鑓水小山緑地の林縁に繁茂していた「ニガイチゴ（苦苺）」。バラ科キイチゴ属の落葉低木で花径は3～4センチ。5枚の花弁がシワシワになる。果実は6月頃に赤く熟し果肉は甘いが粒々の種子の核に苦みがあるので名付けられている。