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ヤマシャクヤク・4~結実

 奥高尾の林内に生育する「ヤマシャクヤク(山芍薬)」。ボタン科ボタン属の多年草で花期は4~5月。個体数は極めて少なくその豪華な花は数日しか持たないので訪れるタイミングが難しい。去年は何とか花を見ることができたが今年は花期に来られなかった。写真は若い果実で熟すと裂開して種子を溢す
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ヤワラスゲ

 宮嶽谷戸の湿地で見られる「ヤワラスゲ(柔菅)」。カヤツリグサ科スゲ属の多年草で北海道~九州の低地の林縁や湿った草地に生育している。草丈は40~50センチで茎の一番上部の褐色の小穂が雄性。その下の側小穂が雌性になる。雄小穂と雌小穂とも長さは2センチほど。ひとつの果胞は長さ4~5ミリで嘴が長い。和名は全体が柔らかいことに由来している。
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ウワバミソウ・3~雌花序

 イラクサ科ウワバミソウ属の「ウワバミソウ(蟒蛇草)」。雌雄異花で写真は雌花序。雄花が花粉を出し終えると開花する。雄花序には1センチほどの柄があるが雌花序にはほとんど柄が無く葉腋に直接付いているように見える。これは奥高尾“逆沢作業道”のもの。
 さて明後日のNHK番組『ブラタモリ』では我が街、八王子市が紹介される。人口58万人で山手線がすっぽり入る大きさ。甲州街道の宿場町、戦国時代に武田信玄に攻められた滝山城やその後の八王子城、信玄の五女の松姫が逃れてきた地、幕末から明治に掛けては絹製品の集積地として繁栄、高度成長時代の多摩ニュータウン開発、そして昭和天皇の武蔵野御陵など話題は盛り沢山。
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