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ジャケツイバラ・3~長池公園

 長池公園で見られる「ジャケツイバラ(蛇結茨)」。マメ科ジャケツイバラ属のつる性落葉木本で5~6月に長さ25~30センチの直立する総状花序を出し鮮やかな黄色い花を咲かせる。東北地方以南の山地や河原などに生育し蔓がとぐろを巻くように絡み合って周囲の樹を登っていく。公園ではここに3~4年前に背丈がわずか50センチほどの幼木が観賞用に植えられたが、年々伸びて隣の高木に絡みつき今年花を咲かせるまで大きくなった。
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ヤマウツボ・2~果実

 高尾山の登山道脇に生えている「ヤマウツボ(山靫)」。ハマウツボ科(←ゴマノハグサ科)ヤマウツボ属の多年草でブナ科やカバノキ科植物の根に寄生し自身では葉緑素を持っていない。今年は開花期に見に来ることができなかったが、既に果実が出来ていた。果実は蒴果で萼片に包まれており熟すと裂開して種子を出す。
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ツルウメモドキ・8~下小山田町

 下小山田町の多摩丘陵病院付近の林縁に生育している「ツルウメモドキ(蔓梅擬)」。ニシキギ科ツルウメモドキ属のつる性落葉木本で雌雄異株。写真は雌花序で花径は7~8ミリ。雌蕊の柱頭は3裂し基部には退化した雄蕊が見える。ここでは秋に派手な果実を稔らせていた。
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セイヨウイワナンテン

 愛宕小学校横の遊歩道に植栽されている「セイヨウイワナンテン(西洋岩南天)」。ツツジ科イワナンテン属の常緑低木でアセビネジキの花のように下向きの小さな花を咲かせる。アメリカ東南部原産で戦後庭木として少しずつ拡がっていった。かつてはアメリカイワナンテンと言われていたが最近はセイヨウイワナンテンと呼ぶことが多い。
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