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ハタザオ・1~開花1

 鑓水小山緑地の陽当たりの良い野原に咲いている「ハタザオ(旗竿)」。アブラナ科ハタザオ属の越年草~二年草で草丈は50~60センチ。茎頂に直径7~8ミリの小さな十字花を咲かせる。葉は小さく果実も茎に沿って真っ直ぐ付くので全体的な姿を“旗竿”に譬えている。ちなみに良く似た花にヤマハタザオがあるがハタザオとは属が異なる。
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シロバナジュウニヒトエ・2~長芝原緑地

 長芝原緑地に生育している「シロバナジュウニヒトエ(白花十二単)」。ジュウニヒトエの花が淡紫色になるのに対して本種は白花になる。また花茎は赤みを帯びず緑色になる。ここに咲いているのは2年前に見つけたが今年も咲いてくれた。
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ニガキ・1~雄花序

 ニガキ科ニガキ属の「ニガキ(苦木)」。北海道~九州の低地に生育する落葉高木で雌雄異株。樹全体に苦みがあることから名付けられている。花期は4~5月で写真は雄花序。花径は4~5ミリで長い雄蕊が5本ある。ニガキはこれまで雌花序は見ていたが雄花序は初めて見た。ニガキの樹皮を乾燥させたものが漢方の“苦木(くぼく)”で健胃の薬効がある。ちなみに胃腸薬“太田胃散”の成分表にはケイヒ、ウイキョウ、ニクズク、チョウジ、チンピ、ゲンチアナとこのニガキ末の表示がある。これは長池公園のもの。
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アコウグンバイ・2~果実

 中山地区の水路脇に生育している「アコウグンバイ(あこう軍配)」。アブラナ科マメグンバイナズナ属の多年草で果実はハート形になり先端に花柱が残る。花は同属のベンケイナズナと良く似ているが、ベンケイナズナの果実は卵形で花柱が残らないようだ。
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