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コナスビ・1~南大沢八幡神社

 サクラソウ科オカトラノオ属の「コナスビ(小茄子)」。北海道~九州の低地の道端や野原で普通に見られる。花径は7~8ミリで花冠は5裂している。球形の蒴果を茄子に見立てているがその大きさはわずか4~5ミリ。これは南大沢八幡神社の道端のもの。
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コンニャク・1~開花

 長池公園“自然館”の中庭で見られる「コンニャク(蒟蒻)」。サトイモ科コンニャク属の多年草で地下茎が“蒟蒻芋”になる。原産地はインドや東南アジアで日本でも古くから食用にされている。5~6月に葉が展開する前に開花するが植えてから4~5年経たないと花を付けない。コンニャク栽培では3年目で収穫してしまうので畑で花を見ることはほとんど無い。この花は地元の植物愛好家の方がご自宅にあった2株の花芽付きの蒟蒻芋を『コンニャクの花は珍しいので多くの来園者が観察できるように』と公園に寄贈された。
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ナヨクサフジ

 浅川の河川敷に群生している「ナヨクサフジ(弱草藤)」。マメ科ソラマメ属の一年草でヨーロッパ原産。河原には紫色の花が一面に拡がっている。飼料用や緑肥用に導入されたものが野生化したもので当地では在来種のクサフジは見られない。花軸や萼片に長軟毛があるビロードクサフジが当地の生育情報にあるがなかなか見つからない。
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キヌイトツメクサ・2~果実期

 ナデシコ科ツメクサ属の「キヌイトツメクサ(絹糸爪草)」。北アメリカ原産の一年草で2010年に帰化が確認された外来種。花期には茎の基部だけ赤みを帯びているが果実期になると全草が赤くなる。根生葉は早くに消失し茎に付く細い葉は長さ15~20ミリで対生している。果実の長さは3~4ミリ。
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