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ツルカノコソウ

 奥高尾“日影林道”で良く見られる「ツルカノコソウ(蔓鹿子草)」。スイカズラ科(←オミナエシ科)カノコソウ属の多年草で花径は3ミリほど。蕾や咲き初めの花は写真のように薄紅色を帯びるが開花後は白くなる。“蔓”の名が付くがつる性ではなく主茎は真っ直ぐ伸びるが根元から地上を這うように細い茎を四方に出して伸びて繁殖する。
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タマキクラゲ

 奥高尾の林道で見掛けたゼリーような塊り。これはキクラゲ科キクラゲ属の「タマキクラゲ(玉木耳)」。早春に広葉樹の枯れ枝などに発生する。直径は2~3センチのゼラチン質だが乾燥すると10分の1以下に縮んで黒褐色になり見分けられないようになる。毒は無く食べられるようだがキノコ類の安易な素人判断は危険。
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チドリノキ・6~両性花

 ムクロジ科(←カエデ科)カエデ属の「チドリノキ(千鳥の木)」。山地の沢沿いなどに生育する落葉小高木で雌雄異株。両性花は翼果が左右に拡がり中央株に2裂した雌蕊の柱頭が見える。写真ではわかりにくいが上の花の左側の翼果の基部に見える1本の線状のものが退化した雄蕊。これは多摩森林科学園のもの。
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