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ヨウラクラン・2~開花

 原種のランは世界中には約2万種あり日本では75属230種があるとされている。世界中の植物数はざっくりシダ植物が約1万種、被子植物と裸子植物が約23万種、コケ植物が約2万種であり、それを鑑みるとラン科植物の比率は極めて大きいことがわかる。さて2009年にエクアドルで花径がわずか2ミリほどの世界最小とされるランが発見された。ジャングルの中を探せばまだまだ未発見のランが山ほど出てくるのだろう。写真はラン科ヨウラクラン属の「ヨウラクラン(瓔珞蘭)」。花径はわずか3~4ミリで世界最小クラスとは言えないまでもかなり小さい。
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クヌギ・4~2年目

 鑓水小山緑地に生育している「クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)」。ブナ科コナラ属の落葉高木で花期は4~5月。果実は二年成りで翌年の秋に熟す。花は本年枝の葉腋に付いているが写真は2年目の枝に見られたもの。直径はわずか3~4ミリだがこれが秋には独特な殻斗のあるドングリになる。ちなみにコナラは一年成りで本年枝に既に同じような果実が出来始めている。
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ウワバミソウ・1~高尾山6号路

 高尾山“6号路”で良く見られる「ウワバミソウ(蟒蛇草)」。イラクサ科ウワバミソウ属の多年草で北海道~九州の山地の沢沿いなどに生育している。春に葉腋から長さ1~2センチの柄がある雄花序を出し、その脱落後に葉腋に柄の無い雌花序を付ける。その名はウワバミ(大蛇)が棲んでいそうな場所に生えるという意味で山菜として“ミズナ”や“ミズ”とも呼ばれている。
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